カリフォルニア州のサンディエゴにあるトーリーパインズゴルフコースのサウスコースをラウンドしてきました。
トーリーパインズは、サンディエゴで一番美しいビーチと言われているラ・ホーヤビーチ沿いにあるサンディエゴ市営の公営コース。
ノースコースと、ファーマーズインシュランスオープンのPGAの試合を行い、2008年の全米オープンの会場にもなったサウスコースの36ホールあります。
サウスコースは米国ゴルフマガジン社が2013年に発表したTop 100 Course in the U.S.で98位にランクインしています。
開場は1957年。設計はウィリアム・パーク・ベルとウィリアム・フランシス・ベル親子。
父親のウィリアム・P・ベルは1886年生まれで若いころはキャディマスターやグリーンキーパーとして働き、その後、オリンピッククラブなどを改造したウィリー・ワトソンやリビエラCCやベルエアーCCなどを設計したジョージ・C・トーマスの造成責任者を担当。
ジョージ・C・トーマスとは1920年代にベルエアーCC、リビエラCC、ロサンゼルスCCなどの設計に協力。ウィリアム・P・ベル自身も設計を担当し、1930年代の前半での代表作はラ・ホーヤカントリークラブ、ブルックサイドゴルフクラブ、サンディエゴカントリークラブなどがあります。
また昨日、ラウンドしたモンテシートカントリークラブを設計したマックス・ベーアが設計したハシエンダゴルフクラブもベルが協力していました。
第二次世界大戦中は米国陸軍の技術者として務め、戦後は彼の息子のウィリアム・F・ベルを設計の仕事に手伝わせました。
親子二人が共同で設計したコースで代表的なコースにはベーカーズフィールドカントリークラブ、ニューポートビーチカントリークラブなどがあります。
父親のウィリアム・P・ベルは1953年に67歳で亡くなりました。トーリーパインズは開場が1957年なのでウィリアム・P・ベルの仕事を息子のウィリアム・F・ベルが引き継ぎ、完成させたコースです。
サウスコースはその後、2001年にオープンドクターこと、リース・ジョーンズが全米オープンが開催できるように改造したことでも有名です。
12番ホールは、The 500 World’s Greatest Golf HolesのThe Five Hundredに選出されています。
ティーはブラック(全米オープンのティー)、ブルー、ホワイト、ゴールド、レッドとありブルーティーからトップスタートでティーオフ。
1番ホール 445ヤード パー4
太平洋に向かって進む、ほぼストレートなパー4
まだ日の出前なので暗いです。
グリーン奥から太平洋をみた風景。
2番ホール 363ヤード パー4
やや右ドッグレッグのパー4
コースから左の東方向をみた風景。もうすぐしたら太陽が顔を出しそうです。
コース左サイドからグリーンを見た風景。
3番ホール 159ヤード パー3
海に向かって打ち下すパー3
4番ホール 467ヤード パー4
海沿いを進むストレートな距離のあるパー4
コースの右から海をみた風景。
右サイドのフェアウェイバンカー越しにコースを見た風景。
グリーンからコースを振り返った風景。
5番ホール 405ヤード パー4
やや右ドッグレッグのパー4
6番ホール 530ヤード パー5
右ドッグレッグのパー5。右は崖が続きます。
セカンド地点から右側の崖をみた風景。崖の向こうのフェアウェイは7番ホール。
7番ホール 445ヤード パー4
距離のある右ドッグレッグのパー4
左のフェアウェイバンカー手前からグリーンを見た風景。
グリーン奥から海をみた風景。
8番ホール 163ヤード パー3
グリーン手前にバンカーが配置されているフラットなパー3
9番ホール 538ヤード パー5
ストレートなパー5
10番ホール 375ヤード パー4
ストレートなパー4
11番ホール 204ヤード パー3
海に向かってショットするパー3
12番ホール 462ヤード パー4
海に向かって進むストレートで距離のあるパー4
13番ホール 523ヤード パー5
ストレートなパー5
フェアウェイ右サイドにはフェアウェイバンカーがあります。
セカンドショットは打ちおろし。
急激に下り坂になり、再びグリーンに向かって上ります。
グリーン手前の登り傾斜からグリーンを見た風景。
グリーンからコースを振り返った風景。
別のアングルから振り返った風景。
14番ホール 419ヤード パー4
やや左ドッグレッグのパー4
コースの左は崖です。
15番ホール 397ヤード パー4
ストレートなパー4
16番ホール 209ヤード パー3
海に向かってショットするパー3
グリーン奥には6週間後に開催されるPGAのファーマーズインシュランスオープンで使用する観客席が設置されはじめていました。
17番ホール 422ヤード パー4
やや左ドッグレッグのパー4
こちらにも観客席がつくられ始めていました。
18番ホール 525ヤード パー5
ストレートなパー5
グリーン左手前には唯一の池が配置されています。
のんびりと気持ちよく回れて海が楽しめる素敵なパブリックコースでした。
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