アイルランドゴルフ旅の第3ラウンドは北アイルランドのポートラッシュにあるロイヤルポートラッシュゴルフクラブ。
1888年に9ホールでザ・カントリークラブという名前で開場。翌年に18ホールに拡張。
1892年にヨーク公がパトロンになりザ・ロイヤルカントリークラブと名前を変更。
1985年にエドワード7世がパトロンになり、ロイヤルポットラッシュゴルフクラブの現在の名前に。
1909年に36ホールに拡張。
1929年にハリー・コルトが大改造を施し、ダンルースコース、バレーコースとほぼ現在のレイアウトに。
1946年に土地の問題でダンルースコースの1番ホールと18番ホールがなくなり、3番ホールが1番ホールに、2番ホールが18番になり、新たに現在の8番、9番ホールが追加されました。
そして、1951年に全英オープンがイギリス本土以外で初めてロイヤルポートラッシュのダンルースコースで開催されました。
その後も会場はスコットランドとイングランドのコースのみで、ウェールズでも北アイルランドでも全英オープンは開催されてませんでしたが、2019年に68年ぶりに再びロイヤルポートラッシュで開催されることが決まっています。
私がラウンドした2016年7月の時点では、全英オープンに向けて大改造中で、バンカーが増設されたり距離が変わっていたりして購入したヤーデージブックは全く役に立たず、ホール間のルーティングも一部変更されていました。
変更されていたルーティングは、7番ホールと9番ホールが入れ替わっていて6番-7番-8番-9番-10番と流れていたのが6番-9番-8番-7番-10番という流れに変わっていました。
3年後の全英オープン開催時の状態はわかりませんが、記事中のホールナンバーも私がラウンドした時の状態で紹介しておきます。
また14番のパー3はThe 500 World’s Greatest Golf HolesのThe One Hundredに、そしてThe Most Penal HolesとThe Best Links Holesの18ホールの中の1つに選ばれています。
ゴルフマガジン社の2015年の世界ゴルフ100選には15位にランクインしていて、ハリー・コルトの最高傑作の1つと言われており、その通り素晴らしいコースでした。
ティーはブルー、ホワイト、レッドとあり、ホワイトティーからティーオフ。
1番ホール(Hughie’s) 382ヤード パー4
ストレートなパー4
セカンドは打ち上げ
2番ホール(Giants Grave) 490ヤード パー5
左ドッグレッグのパー5
3番ホール(Islay) 145 ヤード パー3
ティーインググラウンドから右を見た風景
4番ホール(Fred Daly’s) 455ヤード パー4
距離のある左ドッグレッグのパー4
5番ホール(White Rocks) 379ヤード パー4
ホワイトロックスと呼ばれている小さな小島に向かって打ち下ろす右ドッグレッグのパー4
ティーショットは写真では見えませんが白い石が見えるのでそのやや右辺りを狙うのがベストポジション。
グリーン奥からホワイトロックスビーチを見た風景。海水浴を楽しむ人達が沢山いました。
6番ホール(Harry Colt’s) 185ヤード パー3
7番ホール(Tavern) 472ヤード パー5
右ドッグレッグのパー5。2019年の全英オープンに向けてルーティングが変更されたホールです。
以前は9番ホールでした。ホール名のTavernもこのホールを終えたら10番ティーインググラウンドの横に茶店(パブ)があるからだと思います。
8番ホール(Himalayas) 363ヤード パー4
右に大きくドッグレッグしているパー4
ティーショットは写真では見えませんが白い石の左を狙うのがベスト。
この位置からはグリーンが見えないので白黒のポールがグリーンの場所を示すために立っています。
9番ホール(P.G. Stevenson’s) 418ヤード パー4
左ドッグレッグのパー4
10番ホール(Dhu Varren) 475ヤード パー5
右ドッグレッグのパー5
11番ホール(Feather Bed) 165ヤード パー3
打ち下ろしのパー3
12番ホール(Causeway) 386ヤード パー4
13番ホール(Skerries) 370ヤード パー4
打ち上げのパー4。ブルーティーからは左ドッグレッグになります。
14番ホール(Calamity) 202ヤード パー3
打ち上げのタフなパー3
The 500 World’s Greatest Golf HolesのThe One Hundredに、そしてThe Most Penal HolesとThe Best Links Holesの18ホールの中の1つに選ばれています。
アゲインストだったのでドライバーでティーショット。見事ナイスオン。バーディーチャンスを逃してパーでしたが、よい思い出になりました。
グリーン奥から振り返った風景
グリーン横から海を見た風景
15番ホール(Purgatory) 360ヤード パー4
打ち下ろしでブラインドのパー4。ティーショットは白黒のポール狙い。
セカンドもかなりの打ちおろし
16番ホール(Babington’s) 426ヤード パー4
距離のある右ドッグレッグのパー4
17番ホール(Glenarm) 528ヤード パー5
右に巨大なバンカーがあるパー5
この巨大なバンカーはインパクトありますが左が広いので気になりません。
18番ホール(Greenaway) 457ヤード パー4
距離のあるタフなパー4
コメント
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