モントレーのスコティッシュリンクス

[The Links at Spanish Bay/ザ・リンクス・アット・スパニッシュベイ ]
07.米国ゴルフ
07.米国ゴルフ

快晴のザ・リンクス・アット・スパニッシュベイ。

スパニッシュベイというのは、1769年にスペインの探検家ホアン・ポルトラがモントレー湾に教会と要塞を建てる場所を探しているときに上陸した場所なので名付けられたようです。

ペブルビーチ内のゴルフ場としては1987年開場と新しいコースになります。

設計はR・T・ジョーンズJr.、リンクスを得意としているトム・ワトソン、元USGA会長のフランク・サンディ・テイタムの共同設計。(三人ともゴルフの名門スタンフォード大学出身というつながり)

全英オープン5勝でリンクスを熟知しているトム・ワトソン、

USGAのチャンピオンシップ委員会のメンバーで、主にコース選定、セッティングを担当していたコース通のテイタム。

この二人のアドバイスを活かしてR・T・ジョーンズJr.が彼らが思い描くスコティッシュリンクスを具現化したのがスパニッシュベイです。

スパニッシュベイは環境保護を第一に考えていて、自然破壊を一切許さずに設計されたようです。

また芝もスコットランドからフェスキュー芝を輸入して移植されていてモントレーに本場のリンクスコースを再現されています。

環境保護が第一に考えているため、ペブルビーチGLに比べると見た目が地味なこともあり、一般受けしないのかもしれません。14番ホールは、The 500 World’s Greatest Golf HolesのThe Five Hundredに選出されています。

 

スパニッシュベイはアウトがパー35、インがパー37のパー72のコースでこの日は自滅覚悟(笑)でブルーティー(バックティー)からのラウンド。

ブルーティーからはコースレート 74.2、スロープレート 142ということなので、

スパイグラスヒルがコースレート 75.5、スロープレート 147

ペブルビーチがコースレート 73.8、スロープレート 142

と比較するとコースレート、スロープレート上での難しさでは

スパイグラスヒル>スパニッシュベイ>ペブルビーチ

ということになります。

 

1番ホール(To the Sea) 500ヤード パー5

その名の通り海に向かって進むパー5

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2番ホール(Straight & Narrow) 307ヤード パー4

その名の通り、真っすぐでティーショットの落ちどころが狭くなっているパー4

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バックティーから200ヤード以上打つとフェアウェイが狭くなっています。

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コース右側から振り返った風景。

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3番ホール(Pitch & Run) 407ヤード パー4

左ドッグレッグのパー4

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4番ホール(Shepherd’s Haven) 190ヤード パー3

直訳すると羊飼いの安息所?という名のパー3

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ゴルフの起源は羊飼いが石ころを杖で転がしてウサギの巣に入れていたのが始まりという説もあります。

 

5番ホール(Blind Choice) 451ヤード パー4

盲目の選択という名の距離のある右ドッグレッグのパー4

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盲目の選択と名付けられた理由はコース内に3つのバンカーがあり、そのバンカーがティーグラウンドからは見えにくく、コースを左右に二分しているからのようです。

バンカーを振り返った風景。

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写真ではわかりにくいのですが3つのバンカーがコース中央に並んでいます。

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6番ホール(Sandy) 400ヤード パー4

砂だらけという意味の右ドッグレッグのパー4

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その名の通り、このホールには11個のバンカーが配置されていました。

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グリーン奥からコースを振り返った風景

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7番ホール(Left Begone) 418ヤード パー4

左にブッシュが茂っていてフェアウェイが分断されているパー4

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8番ホール(Marsh Corner) 158ヤード パー3

湿地のコーナーという名のパー3

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その名の通り、このホールの向こう側はモントレーペニンシュラカントリークラブになり、スパニッシュベイの9番ホールは左側にあるのでちょうどコースの角になっています。

 

9番ホール(White Dune) 394ヤード パー4

白い砂丘という名の打ち上げのパー4

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右サイドはOBが続きます。

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コースを振り返った風景。

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10番ホール(Half & Half) 520ヤード パー5

その名の通り、ハーフの折り返し地点。最初は右、次は左にダブルドッグレッグするパー5

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ここから左にドッグレッグしています。コースのセンターには3つのバンカーがフェアウェイを左右に分断しています。

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11番ホール(Top Hat) 365ヤード パー4

右ドッグレッグのパー4

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このホールのグリーンは傾斜が強くてホールの名前のように帽子の形のようにセンターが盛り上がっていました。

 

12番ホール(Cathedral) 432ヤード パー4

二打目が谷越えの距離のあるパー4

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13番ホール(Wee Precipice) 126ヤード パー3

距離の短い谷越えのパー3

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Weeというのは小さいという意味。ちっさい断崖という意味でしょうか。

 

14番ホール(Wind & Willow) 576ヤード パー5

海に向かって進むパー5

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私の愛読書「THE 500 WORLD’S GREATEST GOLF HOLES」の中で選ばれているパー5のホールになります。

ティーショットはブッシュ越えになります。

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コースは真っすぐ海に続いています。

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コース内にはバンカーが左側とフェアウェイのセンターに配置されています。

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種類の違う海鳥が寄り添っていました。黒いほうが群れからはぐれてしまったのでしょうか。白い海鳥に甘えていて可愛かったです。 

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15番ホール(Missing Link) 390ヤード パー4

二度のブッシュ越えがあるパー4

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バックティーからブッシュを越えるのも私にとっては一苦労。。

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ブッシュを越えても再度、ブッシュ越えが待っています。

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コースの右側にあるバンカー。

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16番ホール(Dune Hollow) 200ヤード パー3

距離のあるパー3。右は自然保護区域。

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ティーショットは右の自然保護区域に入ったのでアンプレイヤブルで3オン2パットのダボ

 

17番ホール(Whale Watch) 413ヤード パー4

15番に続き二度のブッシュ越えがあるパー4

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バックティーからブッシュを越えるにはキャリーで180ヤード以上必要になります。

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グリーンからコースを振り返った風景。

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18番ホールのティーグラウンドから17番のグリーンを見た風景。

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18番ホール(Long Home) 574ヤード パー5

長い最終ホールという名のパー5

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ブッシュ越えです。

コース途中から振り返った風景。

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こちらもコースを振り返った風景。

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グリーンだけ最後は左側にあり再度ブッシュ越えになります。

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I’m a golf-a-holic man. ゴルフバカです。

ゴルフのためなら世界中どこでも行きます。食事とお酒も大好きな食いしん坊ゴルファー。

2021年6月現在、日本国内約600コース、海外は約300コースをラウンドしているコースマニア。現在、世界中をゴルフ旅しています。ゴルフの腕前は平均スコア90前後のアベレージゴルファー。典型的なエンジョイゴルファーです。

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コメント

  1. こんにちは。
    どのホールも綺麗ですねぇ。
    行きたかったなぁ。
    1番のティーからすごい景色ですし、8番なんかわくわくしますね!

  2. harry より:

    やきそばパンZさん
    天気も良かったので景色、最高でした。
    後半はもっと挑戦しがいのあるレイアウトが続きます。
    ことごとく、失敗してしまいましたが。。icon:face_self-conscious_smile

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