サイパン最後の夜は地元チャモロの料理を食べてみることに。
日本人が経営しているレストランの味つえ(みつえ)でチャモロのコース料理が食べれるようなのでそちらに。
まずは食前酒にヤシの木から造られたツバを。
タンゴロースナックバーで購入したツバは後味に独特の臭みがあったのですが、こちらのツバは全くなく臭みがなく爽やかな味のみ。
その時の記事はこちら「サイパンのローカルスナックとヤシ酒」
味つえのツバはスイスイと飲めてしまいます。サイパンの現地の方はこのツバとビールを5対5で割って飲む飲み方をよくするということなので、お代わりをいただいてビールと割って飲んでみました。美味い。
ツバに対する見方が180度ガラリと変わりました。理由を聞くと新鮮なツバは臭みがないのだとか。
少し時間が経つと独特の臭みが出てくるようです。
ツバと一緒に出てきたのはパパイヤの漬物。
この漬物も他の店で食べたものとは違い美味い。この店はかなり期待できそうです。
コースにはヤシの実のジュースもついてきます。
続いて出てきたのは、カツオの漬け。
ルイベ状にしていてマリアナ諸島独特のソースのフィナデニソース(醤油と酢とトウガラシを混ぜたタレ)とのバランスが最高。ビールがあっという間になくなります。
続いて出てきたのはスナック系の食べ物。
左はパンの実のコロッケ、真ん中はバナナを揚げたもの、右はアピギギ。
アピギギは今回サイパンで食べたアピギギの中では一番美味い。
そしてこちらがココナッツの刺身。イカのような寒天のような不思議な食感。
ワサビ醤油で食べます。
こちらがビーフケラグエン。牛肉のタタキみたいな感じ。
こちらもフィナデニソースで和えられているので美味い!!
フィナデニソースは何にでもあいそうです。
こちらはこの店のオリジナルのサラダの蕎麦サラダ。
混ぜていただくようです。好みもあると思いますが、これは微妙でした。
そしてご飯とマヒマヒのフライ。
一番、感動したのは伊勢エビの味噌汁。
この味噌汁だけ飲みにきてもいいぐらい気に入りました。海老の出汁がたっぷり出ていて濃いめの味付けが南国の気候にぴったり。
デザートはフルーツ。
お皿の左にあるのがサワーサップ。
初めて食べました。まさにサワーという名前のような甘酸っぱい爽やかな味。美味い!!!
果肉もネトッとしてる感じで不思議な食感。
種は有毒らしいです。
サイパン最後の夜、大満足でした。
初サイパン。
やっぱり初めて行く場所は知らないことがばかりでワクワクしますね。
ゴルフ場は海沿い、海越えのコースが多くあり、リゾートゴルフとしてはグアムより好きだという人が多いのも頷けました。
一方、繁華街のガラパンは不景気と日系のエアラインの撤退により、寂れた状態。最初は何とかしたほうがいいかなと思ったこの街もバブル時に無理やり日本人向けに造られた街だとわかり、自然の摂理で衰退しているのは致し方ないという考えに変わりました。
何もないけど、海がきれいなリゾート地というのを売りにして再生していくべきなのかなとか。
観光客が激減していて前途多難で、食文化のレベルもあまり高くないのですが、お店を探せば美味しいお店もありますし、ゴルフ場、ダイビングスポットなど観光資源も豊富なので再生を模索することはいろいろとできそうです。
そんなサイパンのことが気になった今回のゴルフ旅でした。
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