井上誠一氏設計の茨木カンツリー倶楽部西コースをオープンドクターと呼ばれるリース・ジョーンズ氏が2011年に改造を行いました。日本で初めての改造だったようです。改造後、どのようにコースが変化したのかラウンドして確認してきました。
リース・ジョーンズ氏が改造したコースではハワイ島のマウナケアゴルフコースがあります。
リース・ジョーンズ氏について詳しくは以下をご覧下さい
改造前の茨木CC西コースのラウンド記事はこちら
上記の記事でも確認はできますが、どのように改造されたのかを比較しやすいように改造後の写真の次に改造前の写真も掲載しておきます。
全体的なイメージは周囲の木が間引かれてすっきりしたことと、2グリーンが1グリーンになったことで以前よりラウンドしやすくなった印象があります。その分、グリーンは大きくなり傾斜も活かされるようになり、難しくなりました。
1番ホール 372ヤード パー4
真っ直ぐなパー4
下の写真は改造前の風景。木が間引かれてすっきりしたのが一目瞭然です。
グリーンに向かって二打目は打ち上げになっています。
下の写真は改造前の風景。
2番ホール 487ヤード パー5
打ち下ろしのパー5
下の写真は改造前の風景。
セカンド地点からの風景。
下の写真は改造前の風景。左の木を見るだけでずいぶんすっきりしたのがわかります。
三打目地点。グリーンに向かって打ち上げています。
下の写真は改造前の風景。
3番ホール 131ヤード パー3
池越えのパー3
下の写真は改造前の風景。グリーン手前のバンカーがなくなっていてショートすると池ぽちゃになる確率が高くなり、池の存在感が高くなりました。
4番ホール 382ヤード パー4
右ドッグレッグのパー4
下の写真は改造前の風景。
セカンド地点の風景。
下の写真は改造前の風景。
5番ホール 162ヤード パー3
池越えのパー3
下の写真は改造前の風景。
6番ホール 417ヤード パー4
左ドッグレッグのパー4
下の写真は改造前の風景。左右のバンカーがなくなっています。
二打目は打ち上げになっています。
下の写真は改造前の風景。
7番ホール 497ヤード パー5
打ち下ろしの右ドッグレッグのパー5
下の写真は改造前の風景。フェアウェイセンターにバンカーが配置されています。
セカンド以降はグリーンに向かって打ち上げています。
下の写真は改造前の風景。
三打目地点。引き続き、打ち上げ。
下の写真は改造前の風景。1グリーン化でグリーン周りがすっきりしてますね。
8番ホール 426ヤード パー4
二打目地点から打ち下ろしになっているパー4
下の写真は改造前の風景。
二打目は大きく打ち下ろしに。
下の写真は改造前の風景。上から比較すると1グリーン化に伴い、グリーンの面積が大きくなっているのがよくわかります。
9番ホール 402ヤード パー4
左ドッグレッグのパー4
下の写真は改造前の風景。
グリーン右には池があります。
下の写真は改造前の風景。改造後は池が今まで以上に気になるようになっています。
10番ホール 345ヤード パー4
ストレートなパー4
下の写真は改造前の風景。
バンカーの境界線が変わるだけでずいぶんとアメリカンな印象になります。
下の写真は改造前の風景。
11番ホール 416ヤード パー4
左ドッグレッグのパー4
下の写真は改造前の風景。
二打目地点の風景。
下の写真は改造前の風景。
グリーン周辺の風景。
下の写真は改造前の風景。かなり改造後はすっきりしていますね。
12番ホール 388ヤード パー4
右ドッグレッグのパー4
下の写真は改造前の風景。
二打目は打ち上げになっています。
13番ホール 478ヤード パー5
左が林で下っているパー5
下の写真は改造前の風景。改造後は左サイドのバンカーがなくなり、左のプレッシャーが増えています。
二打目地点の風景。
下の写真は改造前の風景。
グリーンに向かって打ち上げになっています。
14番ホール 141ヤード パー3
池越えのパー3
下の写真は改造前の風景。改造後は全体的にバンカーの顎が高く高低差をつけるようになっています。
15番ホール 371ヤード パー4
左ドッグレッグのパー4
下の写真は改造前の風景。
写真はセカンド地点。
下の写真は改造前の風景。
16番ホール 395ヤード パー4
左ドッグレッグのパー4
下の写真は改造前の風景。
写真はドッグレッグしている地点からの風景。
下の写真は改造前の風景。
17番ホール 176ヤード パー3
打ち上げのパー3
下の写真は改造前の風景。
18番ホール 525ヤード パー5
左ドッグレッグのパー5
下の写真は改造前の風景。
グリーン左手前には池があります。
下の写真は改造前の風景。
改造後は池への傾斜がきつくなり、池の存在感が全体的に増していました。
下の写真は改造前の風景。
改造後の印象ですが、各ハザードの存在感が強調されるようになりましたが、個人的な意見としては無難な改造という印象を受けてしまいます。
オープン・ドクターと呼ばれるリース氏が改造するという話を聞いて私の期待が大きすぎただけなのかもしれませんが、他の方の感想も聞いてみたい気持ちになりました。
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