奄美の観光を終えて夕食の時間。
祖母の妹さんとその息子さんと三人で名瀬のろばた焼き 大漁というお店に。
奄美の食材をいろいろといただきました。
サザエ(カタンニャ)の壺焼き
奄美ではサザエは、本土で流通している棘のあるリュウテンサザエではなくて、つるんとしているチョウセンサザエが獲れます。
身がしっかりとしていて美味しかったです。
もずくの天ぷら
もずくの天ぷらは二日前に小浜島で食べて、イマイチだったのですが、奄美ではどうかなと思ってもう一度トライしてみることに。
結論は、美味しい!
衣の作り方が重要な気がします。小浜島で食べた天ぷらと全く別物でした。
小浜島で食べたのはベチャっとした感じでしたが奄美で食べたのはしっとりという感じ。
こちらの記事の下にある断面の写真を見比べたら一目瞭然。
小浜島のもずくの天ぷらの記事「リゾートホテル跡でひっそりと営業している居酒屋」
そして、メニューにアバスの唐揚げとあって聞きなれないので何か聞いてみるとハリセンボンのことを奄美ではアバスと呼ぶらしい。
アバスの唐揚げ
ハリセンボンの唐揚げは可食部分が少ないですが、河豚を少しあっさりさせた感じで美味。
ちなみになぜ、アバスと呼ぶのか、祖母の妹の息子さんが後日、調べて連絡をくれました。
アバシ=ふくれ面という意味が語源のようです。
ハリセンボンは顔を脹らませるので、アバシユ(膨れる魚)が訛って短縮されてアバスと呼ばれるようになったのだとか。
川エビの唐揚げ
川エビの唐揚げは前回の奄美訪問時にもいただきましたが、サクサクしてビールにあいました。
何より、今は亡き祖母や母の面影がある祖母の妹さんと食べる食事は、まるで祖母や母と再会して一緒に食事をしている気分になりとても素敵な夕食になりました。
腹違いでも父系の遺伝子が強かったのでしょうか。祖母も母にもそっくりで驚きです。
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ろばた焼き 大漁
鹿児島県奄美市名瀬入舟町1-8
0997-52-1737
http://amami-tairyo.jugem.jp/
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