昨日、加賀で購入した、ふぐの子糠漬。
ふぐの卵巣を糠漬けにして無毒化した加賀の伝統的な珍味。無毒化の仕組みは正確にはまだ解明されてないらしい。
1年半ほど河豚の卵巣を塩漬けにして、その後水洗いして半年ほど糠漬けした後に出荷されます。
このふぐの子糠漬けを使用して晩酌のツマミを作ってみました。
お酒は丹後の地酒の丹後のヒカリ。丹後のコシヒカリを使用しています。米本来の香りを楽しめる純米吟醸でした。
そのふぐの子糠漬をスライスして炙ってすだちを絞っていただきます。
今夜のもう一つの目玉は宮崎産の黄金イクラ。ヤマメの卵です。イクラより固くてプチプチしてます。
スルメイカと大葉とふぐの子糠漬けを和えたものも作ってみました。
他には昨日の帰り道で購入したセイコガニを捌いて盛り付け。
そして富山産のホタルイカの黒造りも一緒に。
日本酒がすすみます。
シメはふぐの子糠漬けを使用したパスタで。
パスタで締めたはずですが、締めの締めに黄金イクラと北海道のイクラを使用した黄金ルビーのイクラ丼で。
そして翌朝の朝食は、河豚の子粕漬けご飯とカニ汁で。
二杯目はフグの子粕漬け茶漬けで。
そしてこの河豚の子の糠漬けには糠漬けの処理の後、粕漬けにして出荷する、ふぐの子粕漬けというモノもあります。
別の機会の時に石川県の友人からいただいたふぐの子粕漬けとふぐ粕漬けを使った晩酌も掲載しておきます。
手前の3つに分かれてるお皿の左、ふぐの子と梅干しと大葉和え。
真ん中、ふぐ粕漬のスライス。
右、ふぐの子とちりめんじゃこ。
左の四角の小皿はふぐ粕漬焼き
右奥はふぐ粕漬のちゃんちゃん焼き。
これを農口でいただきました。
そしてこの時も締めはふぐの子粕漬けご飯で。やはりご飯にまぶして食べるのが一番美味しいですね。
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