ジョージ・ファジオとトム・ファジオの設計で1972年に開場。バトラーナショナルGCは1974~1990年までウエスタンオープンが開催されていた。「世界のベスト500ホール」で18番466ヤードのパー4はThe Five Hundred(United States)として紹介している。「Top100GolfCourses」ではイリノイ州4位。
Champions Golf Club The Cypress Creek course チャンピオンズゴルフクラブ・ザ・サイプレスクリークコース
アメリカ
テキサス州
R.Plummer, 1959
1957年にジャック・バークJr.とジミー・デマレットの二人のマスターズチャンピオンによって設立。ラルフ・プラマー設計のサイプレスクリークコース(1959年)とジム・ファジオ設計のジャックラビットコース(1964年)の36ホールある。サイプレスクリークコースは1969年全米オープンの会場。「世界のベスト500ホール」で12番213ヤードのパー3、13番の530ヤードのパー5、14番の430ヤードのパー4はThe Five Hundred(United States)として紹介している。
1958年に9ホールで開場。その後、R.T.ジョーンズJr.に設計を依頼して1963年に18ホールに拡張。1980年のワールドカップの会場にもなったコロンビアNo.1のコース。「世界のベスト500ホール」で7番179ヤードのパー3はThe One Hundredとして紹介している。
Firestone Country Club South Course ファイヤーストンカントリークラブ・サウスコース
アメリカ
オハイオ州
B.Way, R.T.Jones SR, 1929
タイヤメーカーのファイアストーン社が社員の福利厚生のために造ったコース。現在はサウス、ノース、ウエストの3コース(54ホール)あるが、最初にバート・ウェイが設計したコースがサウスコース。これをR.T.ジョーンズSRが改造。サウスコースは、1960年、1966年、1975年と全米プロゴルフ選手権の会場に。また2018年まで長年ブリジストンインビテーショナルの会場であったことでも有名。「世界のベスト500ホール」で16番625ヤードのパー5はThe One Hundredとして紹介している。
Glen Abbey Golf Club グレンアビーゴルフクラブ
カナダ
オンタリオ州
J.Nicklaus, 1976
1976年開場。ジャック・ニクラスがカナダで初めて設計したコース。それまでニクラスは、ハーバータウンやミュアフィールドビレッジなど手掛けてきたが初めて一人で設計したコースでもある。カナダオープンを1977年にグレンアビーで開始されて以来、30回も会場になっている。「世界のベスト500ホール」で14番426ヤードのパー4と18番508ヤードのパー5はThe Five Hundred(Canada)として紹介している。
1929年に東コースが藤田欽哉, 赤星四郎らの設計で開場。その3年後に西コースが開場し、日本初の36ホール持つゴルフ場に。そして開場の翌年1930年にはC・H・アリソンが改造のアドバイスを行い、バンカーの追加などを行った。「世界のベスト500ホール」で10番177ヤードのパー3はThe Five Hundred(Asia)として紹介している。1954年に開催されたカナダカップ(ワールドカップの前身)の会場。
イタリアのサルデーニャ島の北東の海が見える土地にR.T.ジョーンズSR設計で造られたコース。1978年イタリアンオープンの会場。「世界のベスト500ホール」で15番480ヤードのパー5はThe Five Hundred(Continental Europe)として紹介している。
Real Sociedad Hipica Espanola Club de Campo Negro Course レアル・ソシエダ・ヒピカ・エスパニョーラ・クラブ・デ・カンポ・ネグロコース
スペイン
マドリッド
J.Arana, 1956
Club de Campo Villa de Madrid
RSHECC
1931年にSociedad Deportiva Club de Campoとして創設、その一年後に9ホールのコースが開場。数年後に設計トム・シンプソン、フィリップ・マッケンジー・ロスで18ホールに増設。そして1942年にReal Sociedad Hípica Españolaと合併し、Real Sociedad Hípica Española Club de Campo(RSHECC)に。
スペイン内戦後の1952年にコースをスペインのゴルフコース設計家の第一人者、ハビエル・アラナが復旧(ネグロコース)。1984年にはマドリッド市が土地の権利を行使して、Club de Campo Villa de Madridを立ち上げて、RSHECCは場所を移動することになりました。Club de Campo Villa de Madridは1992年にセベ・バレステロス設計のアマリージョコースを増設。RSHECCも場所を移動してノルテコース/Norte、スルコース/Surの36ホール持つクラブとして存続しています。(1979年のランキングではRSHECCでしたが、現在のクラブ名はClub de Campo Villa de Madridです。)
Royal Golf Dar Es Salam Red Course ロイヤルゴルフ・ダルエスサラム・レッドコース
モロッコ
ラバト
R.T.Jones SR, 1971
モロッコ国王のハッサン2世がR.T.ジョーンズSRに依頼して造った18ホールのレッドとブルー、そして9ホールのグリーンの45ホールあるコース。モロッコ王国の首都ラバトにあります。「世界のベスト500ホール」で9番199ヤードのパー3はThe One Hundredとして紹介している。
1889年にロイヤル香港ゴルフクラブとして設立。もともとハッピーバレーでプレイしていたが、1898年にディープウォーターベイに9ホールのコースを作り、移動。18ホール化のためにファンリングにも土地を確保して1911年にオールドコースが開場。1930年ニューコース、1970年エデンコースと増設。ランクインしていたコースは香港オープンが開催されるニューコース(8ホール)とエデンコース(10ホール)のコンポジットコースだと思われる。コンポジットはE1-2,E7-12,E16,N11-16,N18,N1,E18の順。「世界のベスト500ホール」でエデン18番418ヤードのパー4はThe Five Hundred(Asia)として紹介している。香港返還に伴い、1996年にロイヤルを返上し、香港ゴルフクラブに。
Royal Selangor Golf Club Old Course ロイヤルセランゴールゴルフクラブ・オールドコース
もう1つは1932年に造られたアイランドクラブ(現:アイランドコース)。1952年にロイヤルアイランドクラブに。1962年に合併してシンガポールアイランドCCになり、1968年にはアイランドコース側に現:ニューコースが増設されて4コースあるクラブになった。ランキングに入っているコースはブキットコースだと思われる。「世界のベスト500ホール」でブキット11番428ヤードのパー4はThe Five Hundred(Asia)として紹介している。
Real Club de Golf Sotogrande Old レアル・クラブ・デ・ゴルフ・ソトグランデ・オールド
スペイン
カディス
R.T.Jones SR, 1964
1964年にR.T.ジョーンズSRがヨーロッパで初めて設計したコース。ソトグランデ・オールドと現在も地元のプレイヤーには呼ばれている。これは、1974年に造られたバルデラマが当時はソトグランデ・ニューコースとして開場したために現在もその名残が残っている。(その後、ニューコースは1981年にラス・アベス、1984年にバルデラマに名称を変更。)「世界のベスト500ホール」で7番422ヤードのパー4と12番582ヤードのパー5はThe Five Hundred(Continental Europe)として紹介している。
「世界のベスト500ホール」でウエスト17番571ヤード、パー5はThe One Hundredに、ウエスト2番155ヤード、パー3とウエスト3番452ヤード、パー4はThe Five Hundred(Great Britain and Ireland)に選出されている。
Falsterbo Golfklubb ファルステルボゴルフクラブ
スウェーデン スコーネ
G.Bauer, 1930
1909年開場。1930年にグンナール・バウアーにより18ホールに。世界中にある246コースのTRUE LINKSの中の1つ。ヨーロッパ大陸には14コースしかない。「世界のベスト500ホール」で11番160ヤードのパー3はThe Five Hundred(Continental Europe)として紹介している。
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