対馬最後の食事は、ろくべえ
以前、島原半島で、サツマイモから作った「六兵衛」という麺をいただきましたが、ここ対馬でも、サツマイモが原料の「ろくべえ」という麺があります。
六兵衛はサツマイモを粉にして、つなぎに山芋を使用するのに対して、ろくべえはサツマイモの澱粉を乾燥させた「せん」を使用して、つなぎは使用しないという製法の若干の違いはあるが、どちらも押し出し麺。
今でこそ、どちらも長崎県ですが、当時は島原は肥後国、対馬は対馬国。地理的に離れた地域になぜ同じような食べ物があるのか、今も謎らしい。
以前、雲仙市で食べた「六兵衛」の記事はこちら。
対州庵といううどん屋さんが朝10時から営業しているので遅めの朝ごはんとしていただきました。
以前、食べた島原半島の六兵衛は、ほんのりとサツマイモの風味がしましたが、対馬の「ろくべえ」は、サツマイモの風味は弱いけど食感がモチプルって感じ(食べた人しかわからないかも(笑))で出汁もおそらくドンコなどで取っていて美味しかったです。
お箸では食べにくいのでレンゲでいただきました。
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