マナが溢れる王の谷「ワイピオ渓谷」へ

ハワイ島6日目。

当初の予定はハワイ島の南にあるアメリカ最南端のゴルフ場、シーマウンテンゴルフコースを家族でラウンドし、その後、ハワイ島の温泉を探す旅にでかけようと思っていました。

そしてその翌日（日曜日）にワイピオ渓谷に行き、乗馬をする予定でいたのですが乗馬のツアーをWEBサイトで確認すると日曜日が休みということがわかり、急きょ予定を入れ替えて土曜日にワイピオ渓谷に行くことにしました。

ワイピオ渓谷は北部にあるハワイ島最大の渓谷で、昔はハワイの政治と宗教の中心の地で王族が住む場所だったらしい。

カメハメハ大王もこの地で育ったと言われていて、ワイピオ渓谷は王の谷とも呼ばれ、強大なマナに守られていると言い伝えられています。

渓谷内の洞窟には歴代の王が埋葬されているのですが、1946年に大津波がワイピオ渓谷を襲って、村が流される大きな被害が出たにも関わらず死者が一人もでなかったのは「この埋葬されている王族のマナに守られているから」と言われているようです。

まずは渓谷を一望できる展望台に向かいました。

ホノカアの町を過ぎ、240号線の終点にあります。

駐車場に停めて車から降りると海と断崖と渓谷に広がる緑の大地が一望できます。

ワイピオはハワイ語で「曲がりくねる水」という意味。谷底に下りるとわかりますが水が豊富な渓谷でした。 

谷底に降りるには狭い急角度の道を進む必要があり、レンタカーでは厳しいので徒歩か４WDのシャトルバンで降りるツアーに参加する必要があります。

谷底に降りるツアーに参加するために、近くの集合場所に移動します。