静岡県の西部、袋井市にある葛城ゴルフ倶楽部をラウンドしてきました。
設計は井上誠一。開場は1976年(昭和51年)9月。
葛城ゴルフ倶楽部には山名コースと宇刈コースの36ホールあり、まずは山名コースをラウンド。翌日に宇刈コースをラウンド予定でこれで井上誠一氏設計コースで日本国内のコースは制覇。
葛城という名称は地名ではないので由来を調べてみました。この袋井市、掛川市の周辺では昔から葛の名産地として栄えていて、葛布や葛粉などの葛製品を生産していました。
ゴルフ場の造成予定地には、昔から葛が生い茂っていて、古墳時代には砦があった場所なので「葛のある城」という意味から「葛城」と名付けられたようです。
日本楽器製造株式会社(現在のヤマハ株式会社)の四代目社長の川上源一がゴルフ業界に参入するにあたって井上氏に設計を依頼して造り上げたコースです。
グリーンは2グリーンでKGとBGと命名されていますが、両方とも現在はベントグリーンになっていました。
この日はKGグリーンを使用。ティーはレギュラーティーから。
1番ホ ール 391ヤード パー4
ストレートで打ち上げなパー4
セカンドも打ち上げ。KGグリーンは右。
2番ホール 411ヤード パー4
打ち下しで右ドッグレッグの葛城の名物パー4。
右奥にグリーンが見えているルートと左のフェアウェイを進む2つのルートがあります。右のルートは池越えのショートカット。
左のルートはセーフティーなルート。
KGグリーンは右。
3番ホール 509ヤード パー5
打ち上げで左ドッグレッグのパー5。ティーグラウンドの前には池がありますが気になりません。
KGグリーンは右。
4番ホール 153ヤード パー3
池越えのパー3。KGグリーンは左。
5番ホール 489ヤード パー5
ティーショットは打ち上げでセカンド以降が打ち下ろしになっているパー5
ティーショットのねらい目はバンカーの右端。
セカンドは打ちおろし。
KGグリーンは右。BGグリーンとの間にウォーターハザードが配置されています。
6番ホール 366ヤード パー4
10個のバンカーが配置されているパー4
KGグリーンは左。
7番ホール 192ヤード パー3
距離のあるパー3。左はOB。
8番ホール 400ヤード パー4
打ち下しのパー4
KGグリーンは左。
9番ホール 349ヤード パー4
池越えで左ドッグレッグのパー4。緩やかな打ち上げです。
KGグリーンは左。
10番ホール 378ヤード パー4
ストレートなパー4
セカンドは打ち上げ。KGグリーンは左。
11番ホール 144ヤード パー3
やや打ち下しのパー3。KGグリーンは右。
12番ホール 364ヤード パー4
フェアウェイの左サイドとグリーン手前にウォーターハザードのあるパー4
ティーショットは正面に見えるフェアウェイバンカーに。
KGグリーンは左。
13番ホール 360ヤード パー4
左OBのパー4
セカンドは打ち上げ。KGグリーンは右。
14番ホール 378ヤード パー4
やや右ドッグレッグのパー4
KGグリーンは左。
15番ホール 512ヤード パー5
S字にドッグレッグする名物パー5
最初は右に。
セカンドは左にドッグレッグしています。
KGグリーンは右。
16番ホール 443ヤード パー4
豪快な打ち下ろしのパー4。遥かかなたに遠州灘が広がります。
KGグリーンは右。
17番ホール 161ヤード パー3
池越えのパー3。KGグリーンは右。
18番ホール 504ヤード パー5
やや右ドッグレッグのパー5。第一打の右サイドはOB。
KGグリーンは左。
地形を巧みに活かしてバンカーの配置も戦略的で素晴らしいコースでした。
いよいよ明日の宇刈コースで井上誠一氏設計の日本国内のコースはコンプリートです。明日も楽しみです。
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