サンフランシスコでの夕食は2011年のジェームス・ビアード賞でベストニューレストランにノミネートされたこちらで。
コモンウェルス。
サンフランシスコで人気のレストラン「バー・タルティーン」のエグゼクティブシェフだったジェイソン・フォックスが2010年に独立したお店。
ファインダイニングに出てくるような繊細な料理をカジュアルに楽しめるお店として大人気になっているようです。
それぞれのプレートに合わせたワインを出してくれるテイスティングメニューで予約。
本当に素晴らしいレストランでした。この日のラインナップはこんな感じでした。
サービスで出てくる自家製の海苔チップスをつまみながら一皿目を待ちます。
まずはアミューズでフレッシュチーズと棒鱈をシャンパンで。
続いて、牡蠣を梨、西洋わさび、スイバ、ライムで和えたものをミュスカデで。
ムロン・ド・ブルゴーニュの爽やかなメロン香にあう一皿でした。
そして、スープ。
アワビと松茸のスープ。貝の出汁のスープにミョウガや海ぶどうも入っています。
スロベニア産のフリウラーノで。
松茸の香りが素晴らしいスープでした。
サラダはローストした人参に海藻、アボカド、キヌアなどを添えて。
ワインはドイツ・モーゼル地方のピノ・ノワールで。
メインはグリルした鹿肉にカボチャ、ハックルベリーのソース、ケールを添えて。
ワインはイタリアのネッビオーロで。
ネッビオーロ独特の渋みと濃くのあるワインに仕上がっていて鹿肉にあいました。
口直しは若葡萄のジュースの中に入ったセロリのシャーベット。葡萄とセロリの風味が素晴らしかったです。
デザートとはチョコレートがナッシュとアイスクリームにビールのメレンゲを添えて。
イタリアのブラケットのスプマンテで。
どれも料理とワインのマリアージュが素晴らしく満足な夜になりました。
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コモンウェルス(Commonwealth)
2224 Mission Street (at 18th) San Francisco
415-355-1500
営業時間:17:30~22:00(日~木)、金、土は23:00まで
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