朝食は奈良の郷土料理

[奈良ロイヤルホテル・レストラン万葉]

志賀直哉が随筆「奈良」で「奈良にうまいものはなし」と書いたことで奈良に美味しいものはないという定説が広がっています。

奈良に住まれている方からすると、いやそんなことはないという意見もあるとは思いますが、全国を食べ歩いた私の印象でも同じように他府県に比べると美味しく食べれる食事処が少ないという実感があります。

あるテレビ番組で「本当に奈良にうまいものはないのか?」というのを検証していたのですが、その番組内でも奈良県民に「奈良の美味しいお店は?」の質問にほとんどの県民が「ない」と回答。

これは大仏商法という大仏に来る観光客をただ待つだけでの奈良の消極的な商法が原因の1つで、夕方になるとどの店も営業を終えてしまい、夜になると真っ暗という状態になり、観光客は京都か大阪に宿泊して、飲食店が育たない環境が大きいのだとか。

それに奈良の中心部の観光地は3時間もあれば観光を終えることができるぐらい密集していて日帰り観光で十分という立地的な不利さもあるようです。

 

しかしせっかくですから何とか奈良で美味しいもの、名物を食べたいと思い、いろいろと調べてみました。

奈良ロイヤルホテル内にあるレストラン万葉で朝食ダイニングで奈良の特産品、名産品を使った「奈良のうまいもの」を食べることができるという情報を入手。

朝早く京都の自宅を出発して奈良ロイヤルホテルに到着。

バッフェ形式なので奈良の郷土料理をメインにお皿に取り分けました。

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大和の茶がゆ、もみうり、柿なます、ごま豆腐、大和まなの煮浸し、奈良のっぺ、三輪そうめん、大和まな漬、奈良漬けをテーブルに。

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もみうり(上段左)・・・キュウリの酢の物のことをもみうりと呼びなぜか奈良の郷土料理らしい。

大和まなの煮浸し(上段右)・・・大和まなは奈良東部山間で栽培されていた真菜の優良種を選別したもの。

ごま豆腐(中段右)・・・吉野葛を使用した郷土料理

柿なます(下段右)・・・大根と人参のなますに干し柿を入れた奈良のおせち料理の一品。

大和まな漬(下段中)・・・大和まなの漬物。

奈良漬け(下段左)・・・奈良発祥の粕漬け。野菜を塩漬けにした後、何度も酒粕に付け替えて長期発酵させた漬物。

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そしてこちらが茶粥。東大寺や興福寺の修行僧達が食べていた茶飯から広まったという説があります。

サラッとして粘りがないのが大和流とのこと。

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そして奈良県の特産として有名な三輪素麺。奈良県桜井市を中心とした三輪地方で生産されていて三輪地方はそうめんの発祥の地とも言われています。

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そしてこちらが奈良のっぺ。のっぺいとは日本全国に分布している郷土料理ですが、奈良のっぺは野菜と厚揚げの煮物でお祭りの時のご馳走として食べられていたようです。

そしてデザートに、わらび餅を。

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奈良は吉野葛が有名ですが、実はわらび粉の名産地でもあります。わらびの根から作るわらび粉をお湯で練って餅状にするわらび餅は、足利時代から奈良の名物だったようです。

奈良にも美味しいものは確かにありました。

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