大西洋に突き出た小さな半島に造られたコース

[Old Head Golf Links/オールドヘッドゴルフリンクス]
18.アイルランドゴルフ
18.アイルランドゴルフ

アイルランドゴルフ旅の第9ラウンドはアイルランド共和国のコーク州のキンセールの南の岬にあるオールドヘッドゴルフリンクス。

ケリー州生まれのアイルランド人、ジョン・オコーナーがファウンダーとして1997年に開場。

オコーナーは断崖絶壁に囲まれた小島のような半島の中に世界でも例を見ない壮大なコースを作り上げました。

言葉で説明するより、ヤーデージブックの表紙に乗っているオールドヘッドの空撮写真を見ていただくのが一番わかりやすいと思います。

設計はジャック・ニクラスのゴルフコース設計事務所で活躍したロン・カービィ、オーストラリアのコース設計者のパトリック・メリガン、アイルランドのプロゴルファーで現在シニアツアーに参加しているリアム・ヒギンス、アイルランドのプロゴルファーでゴルフコース設計家のエディ・ハケット、アイルランドで最も成功したアマチュアゴルファーのジョー・カー達が交代して完成させました。

コースの造成中、自然保護団体などの反対にあい、完成までに10年以上かかりました。その間、上記のような複数の設計家が担当したことや、小島のような岬の中にぎっしりと18ホールを詰め込んだのでコースレイアウトは少し無理矢理感を感じたコースですが、このような素晴らしくダイナミックなロケーションでのゴルフは今まで経験したことがありませんでした。

とにかくロケーションは世界トップクラスなので一度、ラウンドしてみる価値は十分あります。

そして、17番ホールはThe 500 World’s Greatest Golf HolesのThe Five Hundredに、そして18ホールだけ選ばれるThe Most Penal HolesとThe Longest HolesとThe Best Ocean Holesにそれぞれ選出されています。

(※2020.1.23追記:Top 100 Course in the Worldでも1999年に一度だけ96位にランクインしていました。)

ティーはブラック(7069ヤード)、ブルー(6793ヤード)、ホワイト(6464ヤード)、イエロー(5714ヤード)、レッド(5361ヤード)とあり、ホワイトティーからティーオフ。

1番ホール(SLI NA FIRINNE) 390ヤード パー4

右ドッグレッグのパー4

グリーンから振り返ると遠くに灯台が見えます。

2番ホール(GUN HOLE) 376ヤード パー4

ほぼ直角に左にドッグレッグしているパー4。ホール名は銃のような形だからだと思います。

グリーンから振り返った風景

3番ホール(BREAM ROCK) 163ヤード パー3

左は断崖絶壁が続くパー3

4番ホール(RAZOR’S EDGE) 415ヤード パー4

左ドッグレッグのパー4。フェアウェイは左に傾斜しています。

グリーン手前から振り返った風景

5番ホール(HAKE HEAD) 385ヤード パー4

左がOBのパー4。右のホールは先ほどの4番ホール。

ティーインググラウンドから後ろを向くとオールドヘッドの灯台が。

セカンド地点から振り返った風景

6番ホール(CHOUGH’S CORNER) 468ヤード パー5

距離の短い右ドッグレッグのパー5

塀の左はOB。

コースから右を見ると海が見えます。

右後方を見ると2番ホールのグリーンが見えます。

グリーン奥から振り返った風景

7番ホールに向かう途中から見える風景

7番ホール(LEGAL EAGLE) 158ヤード パー3

右がラテラルウォーターハザードのパー3

ティーインググラウンドから振り返ると古い建物の外壁がそのまま残されていました。

グリーン左手前から見た風景。オールドヘッドの岬の首にあたる細い道がグリーンの向こうに見えます。

8番ホール(GOD’S ACRE) 495ヤード パー5

やや左ドッグレッグのパー5

9番ホール(THE DOLMEN) 431ヤード パー4

距離の長い左ドッグレッグのパー4

コースの右側にはドルメンと呼ばれる太古の時代に造られた石の遺物が見えます。

10番ホール(DÚN CEARMNA) 485ヤード パー5

右ドッグレッグのパー5

グリーン右手前には古い建物の壁が残っています。

グリーンから振り返った風景

グリーン奥から振り返った風景

11番ホール(GALLEY HEAD) 184ヤード パー3

12番ホール(COURCEAN STAGE) 537ヤード パー5

左に断崖絶壁が続く左ドッグレッグのパー5。ポツンと見える石の目印を目標にしてティーショット。

セカンドは打ちおろし

グリーンに向かって狭くなっています。

グリーンから振り返った風景

このホールは今までラウンドしてきた中のホールの中でも一番記憶に残るホールになりました。

13番ホール(THE SOVEREIGNS) 145ヤード パー3

グリーン右手前から見た風景

14番ホール(RAVEN’S RUN) 411ヤード パー4

距離のある左ドッグレッグのパー4

15番ホール(HAULIE’S LEAP) 284ヤード パー4

ドライバブルなパー4。このアングルはブラックティー(342ヤード)からの風景

ティーインググラウンドから振り返ると先ほど12番ホールで見た断崖絶壁が見えます。

ホワイトティーから見た風景。打ちおろしです。

16番ホール(COOSGORM) 163ヤード パー3

グリーンが複数のバンカーで囲まれているパー3

グリーン左サイドから見た風景

次の17番ホールから16番グリーンを見た風景

17番ホール(LIGHTHOUSE) 575ヤード パー5

距離の長いパー5

17番ホールはThe 500 World’s Greatest Golf HolesのThe Five Hundredに、そして18ホールだけ選ばれるThe Most Penal HolesとThe Longest HolesとThe Best Ocean Holesにそれぞれ選出されています。

グリーンに向かって打ちおろし

グリーンの奥には灯台の説明が石に記されていました。

18番ホール(THE SANCTUARY) 399ヤード パー4

断崖越えの左ドッグレッグのパー4

少し下の向くと海が見えます。

ブラックティーからパノラマで撮影してみました。

(※画像をクリックすると大きいサイズで閲覧できます。)

     

I’m a golf-a-holic man. ゴルフバカです。

ゴルフのためなら世界中どこでも行きます。食事とお酒も大好きな食いしん坊ゴルファー。

2021年6月現在、日本国内約600コース、海外は約300コースをラウンドしているコースマニア。現在、世界中をゴルフ旅しています。ゴルフの腕前は平均スコア90前後のアベレージゴルファー。典型的なエンジョイゴルファーです。

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コメント

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