アイルランドゴルフ旅の最終ラウンドでもある第17ラウンドはアイルランド共和国のダブリン州にあるロイヤルダブリンゴルフクラブ。
1885年にダブリンゴルフクラブの名前でダブリン市内に流れるリフィー川の北側にあるフェニックスパークのマガジンフォートという場所でアイルランドで二番目に古いゴルフクラブとして開場。
そして1889年に現在の場所のブルアイランドに移り、ハリー・コルトの設計でオープン。
ロイヤルの称号は1891年に授与されました。
このブルアイランドは、ダブリン港が干潮時に水深が浅くなり、船の行き来が難しくなることがあり、これを解決するべく、潮の流れを変えるために海岸から2マイルの位置に1823年にブルウォールと呼ばれているグレートノースウォールという壁を造ったことで誕生した島です。
ブルウォールが造られたことにより、船が干潮時でも安全に航行できるようになったのですが、その副産物として、砂が堆積してブルアイランドができました。
その後、2006年にはマーティン・ハウツリーがコルトが設計した遺産を守りながら、現代ゴルフに対応した改造を行いました。
ハウツリーが行った改造はグリーンをリフトアップ、6・7・8番ホールの完全な再設計などを行い、全体で400ヤード以上もコースが延長されました。
海の砂が堆積してできた島ということもあり、地形はフラットなので、気楽にプレイすることができました。
最後のコースがアップダウンがあり、ハードなコースだとプレイ自体に集中しないといけませんが、アイルランドゴルフ旅でラウンドしたいろんなコースを思い出しながらラウンドするにはちょうどよいコースだと思います。
ティーはブルー(7297ヤード)、ホワイト(6934ヤード)、イエロー(6488ヤード)、レッド(5987ヤード)とあり、イエローティーからティーオフ。
1番ホール(North Bull) 373ヤード パー4
ストレートなパー4
2番ホール(Babington’s) 458ヤード パー5
距離の短いパー5
3番ホール(Alps) 378ヤード パー4
右ドッグレッグのパー4
ティーショットは正面に見える白い石方向狙い。左にはホール名の由来となっているアルプスのような山があります。左側にはスペースがあるのでこのアルプス越えのホールにしてもよかったのですが、そうなっていませんでした。
4番ホール(Feather Bed) 155ヤード パー3
5番ホール(Ireland’s Eye) 423ヤード パー4
距離の長いパー4
6番ホール(Valley) 512ヤード パー5
7番ホール(Ardilaun) 163ヤード パー3
右にウォーターハザードがあるパー3
8番ホール(Ben Howth) 344ヤード パー4
左ドッグレッグのパー4
9番ホール(Davidson’s) 142ヤード パー3
10番ホール(Marne) 420ヤード パー4
距離のあるパー4
グリーンの手前にはクリークが横ぎっています。
11番ホール(Colt’s) 529ヤード パー5
右ドッグレッグのパー5
12番ホール(Campbell’s) 151ヤード パー3
13番ホール(Dardanelles) 410ヤード パー4
距離のあるパー4
14番ホール(Moran’s) 506ヤード パー5
グリーン手前にはクリークが横ぎっています。
15番ホール(Hogan’s) 414ヤード パー4
距離のあるパー4
16番ホール(Dolly) 266ヤード パー4
距離の短いパー4
距離が短い分、グリーン近くにはバンカーがたくさん配置されています。
17番ホール(Coastguard’s) 393ヤード パー4
18番ホール(Garden) 451ヤード パー4
距離が長く、直角に右にドッグレッグしているパー4
ティーインググラウンドからブルアイランドとアイルランド本島を繋いでいる橋を見た風景
右サイドにはクリークが流れていてグリーン横まで続いています。
このアングルからだとグリーン手前にもクリークが流れています。クリークを越えることができないとOB。
グリーン手前からコースを振り返った風景。この左側は全てOBでした。
このホールはタフなホールでした。
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