加古川ゴルフ倶楽部でのラウンドを終えて、加古川名物のかつめしをいただくことに。
加古川のかつめしは以前、三木SAでいただいたことがあります。
その時の記事はこちら「加古川名物かつめし」
今回は、かつめし発祥のお店の「いろは食堂」に行ってみました。
店内には、かつめし博物館という一角がありました。
いろは食堂は初代の一角久雄さんが昭和22年(1947年)に創業。
戦後、加古川が牛肉の生産地になり、初代の久雄さんは、良質な牛肉を地元の人たちに洋食で提供したいと考えました。
当時の加古川周辺は農家中心の世帯でナイフとフォークは使い慣れておらず、お箸で食べられるメニューを開発したのです。
一口で食べられるサイズにカットしたカツレツをご飯にのせ、デミグラスソースをかけて、キャベツをのせたものを「かつめし」と名付けて販売しました。
そして二代目の昌博さんは店を引き継ぎ、昭和34年に平屋建てのいろは食堂を地下一階、地上三階の総合ビルに建て替えて店名も「ニューいろは」としてリニューアルオープン。
その後、昭和54年にはお店を閉じて貸しビル業に転業して一度、いろは食堂のかつめしは途絶えてしまいます。その頃にはかつめしは多くのお店に広がっていました。
その後、平成6年に三代目の辰宏さんが、場所を変えて喫茶兼食堂としてパラーディオを開業。いろは食堂のかつめしを復活させました。
そして三代目の甥の昌史さんが四代目として平成27年にパラーディオを創業当時のいろは食堂に名前を戻して現在に至ります。
まずは今日のスープ。ネギのスープでした。これが本格的なスープで美味しかった。
こちらが元祖のかつめし。
結構、ボリュームありましたがペロリと食べられました。
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