ゴルフマガジン社「Top 100 Courses in the World」（1991年）

ゴルフマガジンの1991年のゴルフコースランキングについてまとめてみます。 1979年にランキングを発表してから7度目のランキングになります。

前回ランクの列は前回の1989年のランキングからどのぐらい上下したかをまとめています。
(—)は、移動なし　(↑1)は、1ランクアップ　(↓4)は、4ランクダウン
(↑***)は、初ランクイン　(↑1985/47)は、1985年のTOP100の47位から再ランクイン で表しています。

（※スマホなどの横の解像度が少ない端末では表は横にスクロールできます。）

GOLF Magazine’s Top 100 Courses in the World 1991

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1991年のランキングの考察

100コースのうち、私がラウンドしたコースは35コース。（マスターズ観戦のオーガスタも含む）

新しくランクインしたコースは6コース。前回ランクが (↑***)になっている コースです。 再ランクインしたコースは1985年から2コース、1987年から1コース。1939年に世界で初めてナショナルゴルフレビューでランキングが発表されましたが、そこから川奈・富士コースがランクインしました。（ゴルフマガジンでは初） 　全部で合計10コースがランクインしました。

ランクインのコースの中には、現在のTOP100の常連コースであるキアワアイランド、ラヒンチ、川奈・富士がランクインしました。ラヒンチが今までランクインしていなかったのは意外ですね。

新設コースでは1987年開場のブラックダイアモンドランチ、1988年開場のフォレストハイランド、1990年開場のシャドークリーク、1991年開場のキアワアイランドがランクインしてきました。

サイプレスポイントが２位にランクアップしました。パインバレーが1985年に１位にランクアップして以降、現在までずっと１位をキープしていますが、サイプレスポイントもこの1991年以降は不動の２位です。

国別のコース数

アメリカ59コース（+3）、イングランド9コース、スコットランド6コース、オーストラリア7コース（-1）、日本3コース、カナダ3コース（-1）、アイルランド3コース（+1）、北アイルランド2コース、スペイン2コース、以下1コース、 南アフリカ、ドミニカ共和国、コロンビア、モロッコ、フランス、ニュージーランド

（国の後のプラスマイナスの数値は前回からの増減数）

日本はフェニックスCCがランク外に落ちましたが、新たに川奈・富士コースがランクインしたので増減なし。イタリアとメキシコが1コースずつ減り、それぞれ0コースに。アメリカのゴルフ雑誌なのでアメリカのコースが多くなるのは仕方ないですが6割は多すぎですね。

設計家別のコース数

9コース　アリスター・マッケンジー
7コース　R.T.ジョーンズSR、ピート・ダイ
6コース　ドナルド・ロス、ハリー・コルト、トム・ファジオ、A.W.ティリングハースト
5コース　トム・モリス
4コース　ペリー・マックスウェル、セス・レイナー
3コース　ジャック・ニクラス、ウィリアム・フリン、C.H.アリソン、C.B.マクドナルド、ジョージ・ファジオ
2コース　G.C.トーマス、ウィリー・パークJr.、ウィリー・ファーニー 、ハリー・バードン 、トム・シンプソン、リース・ジョーンズ、デブルー・エメット、トム・ワイスコフ、ジェイ・モリッシュ

トム・ファジオが2コース増えて6コースに。ファジオが台頭してきています。

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新たにランクインして 現在はランク外のコース達

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10ランク以上ランクアップしたコース

以下の17コースが10ランク以上ランクアップしました。

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10ランク以上ランクダウンしたコース

以下の14コースが10ランク以上ランクダウンしました。

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圏外に落ちたコース

以下の10コースが前回の1989年のTOP100から圏外に落ちました。ランクは前回の順位です。