移住してから、ずっと行きたかった「イラブー料理カナ」
以前は、定休日は日、月、木でしたが、最近は店主の藤子おばぁの体調を考慮して、金と土の夜のみの営業になっていたのもあり、なかなかタイミングが合わずに訪れることができませんでした。
前日、泡盛倉庫の直子さんのイラブー汁をいただいたので二日連続イラブー汁。
店の入り口には燻製にされたイラブーが飾られていました。
イラブー汁付きカナ定食をオーダー
ウカライリチー(おから炒め)、スヌイ(もずく)、ジーマーミ豆腐、豆腐餻、イラブーシンジ。イラブーシンジのシンジは煎じ汁のこと。後程、イラブーの具材なども入ったイラブー汁のスープだけが最初に提供されます。これを飲むことで体がポカポカになってくるのが感じることができました。
全ての料理が優しい味付けで美味しかったです。
クーブイリチー
ゴーヤのスーネー。スーネーは白和えのこと。
ドゥル天
そしてメインのイラブー汁。昨晩、泡盛倉庫でもイラブー汁を美味しくいただきましたが、その時の感想は「鰹節のような鶏肉のような何かのような味わい」という感想でしたが、この日はその「何か」がひらめきました。
「鰹節のような鶏肉のようなニシンような味わい」というのがイラブーの味の形容にぴったりだと思います。
イラブーは久高島で獲り、燻製にされて出荷されています。ぐるぐると円を描いたように燻製にされるもの、このようにまっすぐに燻製にされるものなどがあるのだとか。
フーチバージューシー、イナムドゥチ汁、ラフテーが最後に出てきました。
そしてデザートには庭で獲れたバンシルー(グアバ)のゼリー。これが濃厚だけどさっぱりしていて美味しかった。
会計を終えて帰る前に、調理していた藤子おばぁが挨拶に厨房から出てきてくれて少しお話をさせていただきました。とても笑顔が素敵な方で優しさが料理に滲み出ているのがよくわかりました。
これからも元気で美味しい料理を作っていってくださいね。
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