明日も別のお店で、イラブー汁を食べる予定でしたが、タイミングよく泡盛倉庫でもイラブー汁の日だったので人生初イラブー。
まずはイラブー汁の前に今回も感動するお酒やフードと出会えたので、その紹介から。
最初の一杯はまさひろ酒造とリカーマウンテンがコラボしたスイカのジン。
これは私が大好きな沖縄のミクソロジーバーのアルケミストの中村さんが関わっていて発売前にアルケミストで飲ませていただいたジンなのですが、初めていただいた時の感想は、スイカの甘さと青臭さをバランスよく閉じ込めたジンですごいなと感じました。最初の一杯目にはぴったりの一杯でした。
まずは、いまいゆ(鮮魚)のお刺身。泡盛と塩で締めたお刺身は美味しいです。こちらを泡盛の水割りで。醤油と泡盛の相性もバツグンです。
次に伊江島の島ラッキョウ。これがとても感動しました。軽く炙って焼くことで辛味だけでなく甘味も感じることができる島ラッキョウ。以降、泡盛倉庫でメニューにあれば、必ずオーダーする一品になりました。
続いて、まさひろの貯蔵No.100という特別な泡盛。これも美味しかったです。
そして、マスターの比嘉さんに無理なお願いをした泡盛カクテルを。泡盛をステアしたパンチのあるカクテルをオーダー。これが素晴らしかったです。まさひろ酒造のウォッカと久米仙酒造の67度の泡盛(コロナ用の消毒用にも使えるように作られましたがもちろん飲んでも美味しい泡盛です)をステアしてくれました。素晴らしい泡盛ウォッカマティーニでした。オキナワンマティーニと名付けてもよいかと思います。
そして締めにイラブー汁を。
ちまぐー(テビチ)の下からイラブーを上に取り出してみました。とにかくスープが素晴らしいダシが出ています。全く臭みがありません。イラブーは燻製にされたものを何時間もかけて炊いてダシを取ります。現在はイラブーの燻製は久高島しか作られていないのだとか。
このイラブーの身も最高でした。鰹節のような鶏肉のような何かのような味わいでした。
この翌日に沖縄でイラブー汁が一番美味しいとも言われているカナで二日連続イラブー汁をいただきましたが、私はカナのイラブー汁より泡盛倉庫の比嘉直子さん(マスターの比嘉さんの奥様)のイラブー汁のほうが気に入りました。(もちろんカナのイラブー汁も美味しかったですよ)
直子さんのイラブー汁のイラブーは食感も良かったのです。
「鰹節のような鶏肉のような何かのような味わい」とこの日はその「何か」がわからなかったのですが、翌日のカナでも二度目のイラブーをいただいて、その「何か」がひらめきました。その話はこの後の記事で。
今までいろんな蛇を食べてきましたがイラブー最高でした。
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