インド・デリーで、Indian Coffee House(インディアン・コーヒー・ハウス)に入った。
Indian Coffee Houseは、もともとインド政府のCoffee Board(コーヒー関連の機関)が運営していたコーヒーハウスから始まっていて、1936年にボンベイ(現ムンバイ)で最初の店が開いた。1940年代には全国に広がったが、1950年代半ばに業績悪化で閉鎖の流れになる。
そこで従業員側が協同組合を作って運営を引き継ぎ、1957年にバンガロールとデリーで協同組合が設立されて、いまの「Indian Coffee House」として続いている。
いわゆる企業チェーンというより、「労働者が回してるチェーン」で店舗数もインド全土で約400と言われている。
デリー店は、服屋が入っている雑居ビルの2階にあった。


中に入ると、細長い食堂みたいな空間が続いていて、派手さはない。けど妙に落ち着く。
Indian Coffee Houseは昔から学生や文化人の集まる場所と言われていて、「コミュニスト運動や社会主義者のたまり場」という時代もあったそうだ。
メニューはラミネートされたやつで、コーヒーだけじゃなく軽食や食事も並んでいた。
今回は暑かったので、Cold Cream Coffeeをオーダー。


いかにもインドっぽいウェイターの制服もノスタルジーを感じさせる。
出てきたのは、淡い色のアイスコーヒーに泡っぽいクリームが乗ったグラス。
甘さはあるけど、ただ甘いだけじゃなくて、コーヒーの苦味がきちんと感じることができるコーヒーで、暑いデリーでこれは正解だった。





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