インドでは無事にゴルフもラウンドできた。
旅の締めくくりに残っていた最後の目的は、デリーのスパイス市場で「ジンに漬けるための珍しいスパイス」を手に入れることだった。


狙っていたのは カルパシ。
南インドの料理で香りの核になるやつで、「石の花」とも呼ばれている。ウッディで、ちょっと燻したような匂いがして、液体に移すと一気に世界観が変わるタイプのスパイスだ。


場所は、香辛料の迷宮とも呼ばれるアジア最大級のスパイスマーケット、カリ・バオリ。
荷車、バイク、人、そして上空を走り回る配線。インドの都市の「圧」がそのまま凝縮されている感じがする。


目的は小売りでカルパシとブラックカルダモンを見つけること。
市場を歩いていると、カルパシっぽいものが山盛りになっている店が見つかった。

しかし、小売りをしていない。袋買いの卸専門だった。
お願いをして一枚だけ分けてもらった。


小売りも対応してくれる店を見つけた。
店名は Mehar Chand and Sons。看板には ESTD. 1917 の文字。
こういう「古い店の数字」が出てくると、それだけで信用度が上がる。ゴルフクラブと同じで、長く続いている場所には理由がある。
ここでようやく、必要な量を買える形になった。


カルパシとブラックカルダモンを、それぞれ200gずつ購入。
このカルパシとブラックカルダモンは、日本に戻ったらジンに漬ける予定。
そして、どんな香りになるかを確かめるのが、旅の続きになる。



コメント