高江洲さんに餅つきイベントへ招待された。
高江洲さんは、私が変態料理人と呼び続けながら敬愛している人である。とはいえ、餅つきそのものにはそこまで惹かれなかった。子どもの頃に散々やったので、餅をつく行為自体には今さら特別な興味はない。だが、大量に牡蠣を仕入れていると聞いて話は変わった。
ちょうどそのタイミングで、先日購入したスコットランド・ビュート島のオイスタージンが届いていた。牡蠣の殻を使用したジンで、これは牡蠣に絶対に合うはずだと思い、試してみたくなって持参した。
さらに、タイで購入したパンダンリーフをジンにインフューズした自家製ジンも持っていった。こちらは餅に絶対に合うだろうという自信があった。パンダンリーフのあの香りは、餅のような素朴な甘さや米の風味と相性がいい。試さずにはいられなかった。

ビュート島のオイスタージンは、牡蠣の殻を使っていることでミネラル感のある仕上がりになっていた。これが予想通り、牡蠣料理にぴたりとはまった。


一方で、つきたての餅には自家製のパンダンリーフジンを合わせた。
写真の奥には絆創膏が見えているが、実はこの日、高江洲さんは餅つきの最中に杵に指を挟まれて負傷してしまった。しばらくは寿司を握れない状態となり、3か月ほど影響が出ていたようだ。この記事を書いている4月8日の時点では、ようやく回復してきたとのことで少し安心した。

そして、パンダンリーフジンとジンの相性だが、パンダンリーフジンが笹団子を思わせるような風味に仕上がっていたので、餅に合わないわけがない。米の香りを持つ餅と、青く甘い香りを持つパンダンが自然につながって、最初からひとつの組み合わせだったかのような一体感があった。




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