カリフォルニアでのゴルフの最後はザ・リビエラカントリークラブでのラウンド。
リビエラカントリークラブは過去に全米オープン1回、全米プロ2回、全米シニア1回が開催され、1929年から始まったLAオープン(元:ニッサンオープン、現:ノーザントラストオープン)は毎年継続して開催されています。
1927年開場。設計はジョージ・C・トーマスJr. / George Clifford Thomas Jrが担当。
トーマスJr.はロサンゼルスの名門コース、ロサンゼルスカントリークラブやベルエアカントリークラブなども設計しています。
1993年にはクーア&クレンショーが改造を行ったようですがこれはオリジナルに戻すような復元がメインだったのかもしれません。
リビエラには2つの有名なホールがあります。
その1つが、4番の236ヤードのパー3
もう1つが、10番の315ヤードのパー4
4番はベン・ホーガンが「全米でもっとも偉大なパー3」と評したホールとして有名で、10番はジャック・ニクラスが「このホールは私が知りうるどんな短いパー4よりも多くの選択を考えさせられる」と評価していることで有名です。
そんな両ホールは4番ホールは私の愛読書「THE 500 WORLD’S GREATEST GOLF HOLES」の中でTHE LONGEST HOLESの18ホールの中の1つに選ばれていますし、10番ホールはTHE BEST SHORT PAR 4sの18ホールの中の1つに選ばれています。
その他には、6番の175ヤードのパー3にはグリーン中央にバンカーがあったり、最終18番の451ヤードのパー4は急斜面をティーショットで越えて行く名物ホールがあります。
リビエラカントリーは閉鎖的な名門ロサンゼルスカントリークラブにメンバーとして入れなかったイタリア系の人達が作ったコースだそうです。
南欧風のクラブハウスの中も豪華でかなりの予算で建設されたのがわかります。
リビエラカントリーは、昔ベン・ホーガンが得意としていたコースだったので別名「ホーガンズアレー」と呼ばれていますが、館内にはベン・ホーガンの写真やグッズが陳列されていました。
こちらはドライビングレンジ
リビエラはコースレイアウトもタフですが、有名なのはアフリカ原産のキクユ芝が使用されていること
弾力性がありクラブが絡みつくような芝です。ラフに入れるとかなり苦労します。
このラフを維持するためにカートはラフの走行を禁止。必ず入口と出口を守り、フェアウェイのみ走行するという徹底ぶりでした。
私のアプローチは転がしのアプローチでフェアウェイ花道にワンクッションして寄せることが多いのですが、このキクユがボールを止めてしまいかなり苦労しました。
グリーンは目の強いポアナ芝で傾斜より目を気にする必要があり、パッティングも苦労しました。
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コメント
こんにちは。
リビエラ、いいですねー。
クラブハウスの正面の芝はキクユじゃありませんね、色からして
ランド出来て、いいなぁ。?
やきそばパンZさん
リビエラ、メンテナンスがよくて素晴らしかったです。
色で芝の種類がわかるなんて、さすがやきそばパンZさん!
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