兵庫県の有馬カンツリー倶楽部。
1960年にアウトコース9ホールで開場、翌年に18ホールに増設。
設計は保田与天(やすだよてん)。私が大好きな設計家です。
保田氏は60歳を過ぎてからゴルフコースの設計に携わったので設計したコース数は少ないですが井上誠一が「日本で唯一感心した設計家」と評したことでも有名です。
彼が設計したコースを年代順に並べると、芦屋カンツリー倶楽部(1952年)、福岡カンツリー倶楽部和白コース(1952年)、くまもと阿蘇カントリー倶楽部湯の谷コース(1952年)、霧島ゴルフクラブ(1957年)、有馬カンツリー倶楽部(1960年)、三重カンツリークラブ(1960年)、浜松カントリークラブ(1965年)の7コースがあります。
この中で芦屋、くまもと阿蘇、霧島は私はラウンド済みですが、どれも地形を巧みに活かした素晴らしいコースでした。特にくまもと阿蘇と霧島は私のお気に入りのコースでもあるので、有馬CCも期待が高まります。
そして、有馬CCをラウンドした後の感想ですが、期待以上に素敵なコースだったので、残りの3コースもいつか必ずラウンドしたいという気持ちが強くなりました。
この地形が持っているポテンシャルが高いのだと思いますが、各ホールが個性的で、ラウンドしていて終始ワクワクするコースに仕上がっていました。
それもそのはず、廣野ゴルフ倶楽部の建設候補地にもなった土地だったようです。
※現在のコースは1983年に「北摂三田ニュータウン」の建設により、コースの半分以上でレイアウト変更が必要となり、大改造が行われた後なので開場当時のレイアウトではないホールもあります。2,3,11~17番ホールは開場当時の面影を残しています。
ティーはブルー、グリーン、ホワイト、イエロー、レッドとあり、グリーンティーからティーオフ。
1番ホール 383ヤード パー4
ほぼストレートなパー4
2番ホール 325ヤード パー4
大きく右ドッグレッグしているパー4
3番ホール 158ヤード パー3
窪地越えのパー3
4番ホール 360ヤード パー4
打ち下ろしのパー4
グリーン左手前には池が。
5番ホール 460ヤード パー5
距離の短い打ち上げのパー5
6番ホール 165ヤード パー3
7番ホール 446ヤード パー4
左ドッグレッグの距離のあるパー4
8番ホール 479ヤード パー5
S字にドッグレッグしているパー5
三打目は打ち上げ
9番ホール 400ヤード パー4
フェアウェイが左斜め奥に続いているパー4
セカンドは打ち上げ
10番ホール 370ヤード パー4
ティーショットは池越えのパー4
11番ホール 481ヤード パー5
距離の短いパー5
12番ホール 413ヤード パー4
打ち下ろしのパー4
13番ホール 425ヤード パー4
距離のある左ドッグレッグのパー4
14番ホール 158ヤード パー3
打ち下ろしのパー3
15番ホール 300ヤード パー4
距離の短いパー4
16番ホール 425ヤード パー4
距離のある谷越えのパー4
17番ホール 170ヤード パー3
18番ホール 515ヤード パー5
左ドッグレッグのパー5
セカンド地点は左に傾斜しています。セカンドは打ちおろし。
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