箱根CCでのラウンドを終えて帰りに立ち寄りたい美術館が。
その美術館とは箱根ラリック美術館。
宝飾とガラス工芸作家のルネ・ラリックの作品が展示されている美術館。
ラリックの作品に興味を持ち始めたきっかけは、都内のとあるバーに通い始めてから。
そのバーとは代官山のバーアンティーク。
アンティークの記事はこちら「バカラやラリックのアンティークグラスでお酒を飲めるバー」
アンティークを訪れて、ラリックがデザインしたガラス細工の照明の光を眺めながらお酒を飲む時間は贅沢なひと時です。
そんなラリックの作品が展示されている箱根ラリック美術館にいつか訪れたいと思っていたので箱根CCのラウンド後に立ち寄ってみました。
ラリックがデザインしたオリエント急行の豪華サロンカー、ル・トラン。
1929年、パリとフランス南部を結ぶルートとして開通した「コート・ダジュール特急」の車両として活躍。その後、オリエント急行の路線で2001年まで現役として活躍し、2004年に美術館の開業に合わせて日本にやってきました。
現在、ル・トランは通常は1時間交代制のカフェとして使用されていてカフェの利用者しか車内を見ることができません。
カフェのオープンは10時で最終回は16時。カフェを利用するには予約が必要(一度の定員は20名)で、事前予約は受け付けてなく美術館を訪れて予約する必要があります。
美術館を訪れた時はラッキーなことに、特別展示中でカフェの営業を停止して入場者全員が社内見学可能でした。
美術館の中は写真禁止でしたが、ル・トラン内は撮影可能。
車内にはラリックが1928年にデザインした「彫像と葡萄」のガラスパネルが飾られています。
こちらは洗面所。
ル・トランの車内に飾られていたガラスパネルの「彫像と葡萄」
続いて奥にある美術館のほうに。
クラシックカーが展示されていますが、この車にもラリックの作品が。
カーマスコットと呼ばれるガラス細工がボンネットの先端に飾られています。
こちらがカーマスコット。
調べたところ、名古屋のトヨタ博物館にはルネ・ラリック カーマスコット展示室があり、全29種類32点のカーマスコットが展示されていて全種類そろえて常設展示しているのはトヨタ博物館だけのようです。
いつか訪れたいと思います。
そしてこちらが美術館。中は写真撮影禁止。素晴らしいラリックの作品が展示されていました。
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