油を食べる絶品カレーのニハリ

[Haji Shabrati Nihari Shop / ハージー・シャブラティ・ニハリショップ]
02.グルメ・食べ歩き
02.グルメ・食べ歩き

ジャマー・マスジッド周辺に 広がるローカルマーケットの細い路地を進んでいくと 路地の奥にある 「Haji Shabrati Nihari Shop / ハージー・シャブラティ・ニハリショップ」

GoogleマップなどではShabrati Nahari Centreで登録されているが看板には上記の店名で記載されている。

ニハリとは何か

ニハリは、骨付き肉を骨髄ごと、弱火で長時間煮込む煮込み料理
もともとはムガル時代、夜明け前から火にかけ、礼拝後の朝食として食べられていた料理だと言われている。

デリーで一般的なのは マトン・ニハリ
インドで言うマトンは羊ではなく山羊のことを指す。

この料理を一言で表すなら、「油を食べるカレー」

表面にはっきりと浮かぶ香味油。
その下には、骨髄のコクとスパイスが溶け込んだ、とろりとしたグレイビーが広がっている。

パラタと一緒にオーダー。

パラタでニハリをすくいながら食べる。

辛味のある油の層が先に舌に触れ、その後から骨髄の旨味とスパイスの厚みが一気に押し寄せてくる。

煮込まれた山羊肉は、スパイスが染み込みながらも、肉の味はきちんと残っている。

骨髄のコク、スパイスの刺激、香味油の香り。それらが1つにまとまって成立していた。

ニハリを説明するなら、「濃厚な山羊肉油カレー」

衝撃的な一品だった。この旅ではこの後も、いろいろと食べ歩いたが、このニハリが一番記憶に残る一品となった。

     

I’m a golf-a-holic man. ゴルフバカです。

ゴルフのためなら世界中どこでも行きます。食事とお酒も大好きな食いしん坊ゴルファー。

2021年6月現在、日本国内約600コース、海外は約300コースをラウンドしているコースマニア。現在、世界中をゴルフ旅しています。ゴルフの腕前は平均スコア90前後のアベレージゴルファー。典型的なエンジョイゴルファーです。

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