奄美の最後の夕食はどこに行こうかなぁと迷ったのですが、初日に色々歩いてみて、少し気になっていたお店を思い出して、そこに行くことに。
屋仁川通りの裏側にひっそりとあるお店、「郷土料理 春」に。
気になった理由は店の表に出ていたメニューに山羊汁があったこと。
山羊汁と言えば沖縄でも有名ですが、奄美でも郷土料理のようです。
今まで山羊汁を食べる機会がなかったのでせっかくなのでチャレンジしてみることに。
山羊汁って臭くて食べれないっていうこともよく聞くのですが、どうなんでしょうか?
お店に入って、カウンターに。
種類は「ならびや」ほどありませんが、甕仕込みの原酒などもありラインナップは十分です。
奄美では「トビンニャ」と言われているようです。ニャは貝という意味みたいです。
名前の通り、海底でピョンピョン飛び跳ねるからトビ貝らしい。
これが美味い。息子も自分の分をペロリと平らげてました。
タナガとは川海老のことを言うらしいです。
これがまたサクサクして美味い。
やはり、臭います(笑)
動物の臭い。。。
スープを飲むと美味!!!!
臭いけど美味い。
せっかくなので嫌がる息子にもスープ飲ませました。
山羊の内臓などを煮込んであるのですが、身も臭いけど美味い。
きちんと完食。
しかし山羊の臭さが強烈なのは次の日にわかりました。次の日の昼過ぎまで息が山羊臭かったのです(笑)
臭いには参りました。。。
あまり海老が好きでない息子も美味いと完食してました。
「郷土料理 春」、料理が最高に美味いお店でした。
料理が美味いので黒糖焼酎も予定以上に飲んでしまった。。
おかみさんも気さくな方で、サービスもよくいいお店です。
途中からきた常連のお客さんとも仲良くなり、「タンカンが季節外れで食べれなかったのが残念」という話をしたら2月になったら送ってくれるとのことで名刺交換。
ますます奄美が好きになりました。
次回、奄美大島に来たら新しいお店を開拓したいなぁと思っていたのですが、「ならびや」と「春」のこの二軒は必ず顔を出したいので開拓するにはハシゴしないといけなくなりました(笑)
それぐらいこの二軒は私にとってお気に入りのお店になりました。
そんな祖母が生まれ育った奄美。人も自然も食べ物も全てが素晴らしい島でした。
もちろんゴルフ場も(笑)
今回の旅で私の先祖が、奄美で最初に医師免許を取得した嘉美行さんであることがわかり、数々の文献にも名前が出ていることもあり、奄美の歴史に興味を持つきっかけになりました。
少しずつ、奄美の歴史を勉強して、微力ながら歴史を語り継ぐ一端を担っていきたいと思います。
コメント