稚内カントリークラブを後にして当日中に札幌に戻る予定。
その理由は、翌日に新千歳空港から根室中標津空港に移動して道東に移動するから。
そして札幌に戻る途中に、行きに食べれなかった「道の駅おびら鰊番屋」にてニシン丼を食べるために16時過ぎ頃までに到着する必要があるので急ぐ必要あります。
稚内CCでラウンドを終えたのが12時半過ぎ。同伴していただいたNさんにご挨拶を済ませて急いでゴルフ場を後にして再び道央を目指すことに。
順調に車を飛ばし、稚内の市内に入り、これから市外に抜けようと思ったときに、ふと思い出したことが。
あ、キャディバッグ積み忘れた。。(笑)
かなりのタイムロス!!
いやぁ、それでも今気付いてよかったよなぁ。半分ぐらいの行程で気付いたら地獄だよなぁ。
と思いながら、ゴルフ場に戻ってバッグを積み直して、再出発。
20~30分のタイムロス。
途中あまり寄り道をしている場合ではないのですが、どうしても寄りたいところがあります。
それは天塩。
天塩のシジミと最近有名になった天塩chu-chu-プリンを食べるのです。
まずはシジミのほうから。
国道232号線沿いにある道の駅てしおに立ち寄りました。
ここで昼食を取ることに。
注文したのは、「天塩はシジミだけじゃないタコキムチ丼」。
長いネーミング。。(笑)
略して「天塩タコキムチ丼」と呼ばれてるようだが、北海道天塩町商工会が名産のミズダコとキムチを組み合わせた丼として開発したB級ご当地グルメの丼。
B級ご当地グルメでよくある決めごとは以下の通り。
1.正式名称は「天塩はシジミだけじゃないタコキムチ丼」略称は「天塩タコキムチ丼」とする
2.天塩で水揚げされたミズダコと鮭をミンチにし、卵白、でん粉、タコイボを加えて練り、フライとして揚げる
3.上記のメンチカツを、キムチ(北海道産白菜使用)と特製かつおベースのダシを混ぜて軽くとじた半熟卵の上にのせる
4.トッピングは各自創意工夫する(北海道産の食材を使用する)
5.留萌管内産の米を使用する
6. 天塩産シジミ(5個以上)の汁物、たこまんまの醤油漬け、香の物(各店自由)をつける
7.価格は950円以下とする
という7カ条が。
天塩タコキムチ丼のホームページはこちら
http://takokimudon.jimdo.com/
現在は、天塩町内で8店舗で食べれるらしい。
ネーミングの長さのもっさり感や天塩でキムチ?というギャップ(たとえ名産だとしても)もあり、あまり期待はできなさそうですが、名産のシジミを使ったシジミ汁もついてるのでせっかくなので注文してみた。
天塩タコキムチ丼の登場。
食べた感想は、うーん。。。
ミズダコと鮭を使用したメンチカツ自体はそんなに悪くないんですが、どうも組み合わせが。。
保存がきくようにメンチカツにしてるんだと思いますが、もっと素材そのものの美味さを味わえる丼にしたほうがいいのになぁとか。
稚内で食べた、たこしゃぶはダイレクトにタコを味わえて美味しかったので、その方向性でたこしゃぶ丼とか、たこソテー丼とかにしたほうが良かったかなぁと珍しく辛口コメント。
せっかく考えられてシジミ以外の名産を地産地消しようとされてる試みは応援したいのですが、美味ければこそわざわざ食べにくるわけですから、もう一度見直されたほうがいいのではと正直に思います。
まあ、個人個人の好みがありますのであくまでも私の私見ですけど。
そして目当てのシジミ汁。シジミの出汁が出ていて美味しいのですがこれもルールをきっちりと守っていてシジミが5個だけ。最初に写真を撮ろうと思ったらシジミが見えず。
少し汁を飲んでからシジミの顔が見える状態になってから撮影しました。もっと名産ならゴロゴロと入れてほしいなぁ。
それで、たとえ値段が高くなってもシジミをわざわざ食べにくる観光客は喜んでくれるはず。
他のお店では味付けなども違うのかもしれませんが、多くは変わらないのかなぁと。
と、辛口コメント満載でしたが、1つだけ素敵な物もありました。
お盆の右上にある半透明の物体。
拡大してみます。
これです。たこまんまの醤油漬け。
たこまんまの説明については、Wikipediaから引用します。
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たこまんまとは、北方系のタコであるヤナギダコの卵巣を食品として呼ぶときの北海道太平洋沿岸地域における呼称。マダコの卵である海藤花に相当するが、小卵型のタコで幼生が長期間プランクトン生活を送るマダコと違い、ヤナギダコはイイダコと同様の底生生活の幼体が直達発生する大卵型のタコであるためにずっと大粒の卵である。
ヤナギダコの卵は長径5mm、短径3mm程度と、長径2.5mm、短径0.5mm程度のマダコの卵の2倍以上の大きさの回転楕円体型で、色は白色がかっている。 生のままだと透き通っているが、茹でると炊いた米状(まんま、まま)になるためこう呼ばれる。
イクラと同様に酒と醤油に一日ほど漬け込んで食べるのが一般的。美味であり、値段はイクラよりもはるかに安いが、見た目で敬遠する人もいる。カマボコ、塩辛、澄まし汁などに加工することもできる。
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このたこまんま、初めて食べたのですが、最初なんだろう?と思いながら口に入れるとトゥルンとした感じで口の中に入り、口の中で噛むとプチンと弾けて潮の香りと魚卵(魚じゃないけど)特有の旨みが広がります。
日本酒のアテにかなりいいかも。
Wikipediaに書いてあるマダコの卵の海藤花(かいとうげ)も食べたことないので今度食べてみたくなりました。タコつぼや岩場に産みつけるようでタコつぼ漁から底引き漁に変わった今は海藤花も貴重になっているらしい。地元の明石では食べれるようなので今度食べに行ってみます。
そして天塩タコキムチ丼のことを調べていて見つけたページ
新・ご当地グルメ公式サイト
http://www.shingotochi.com/
(2015年9月時点でサイトがなくなっていました)
まだまだ全国で24品目しかラインナップがないのですが、地産地消の新ご当地グルメで地域を活性化させたいという試みで、じゃらんが主催しているらしい。
こういった試みは素敵な試みだと思うので、頑張ってもらいたいものです。
コメント
本当、辛口コメントは珍しいですね。
あまり手が入ってないものが一番美味しいんですね。(^^)
食べてみたいなぁ。
以前、バサラの70gとか80gのドライバー用シャフトが(米国仕様かな?)あって、あれは良いなぁ(安いし)と思っていたんですが無くなってしまいました。
やきそばパンZさん
キムチ牛丼とかなら美味しいと思うのですが、タコと鮭のメンチカツをキムチで。
と食べる前から、ミスマッチが想像できる食べ物を町ぐるみで提供してるのが残念でなりません。
誰かが一言、指摘してあげたらなぁと思うのです。
たこまんまは珍味で面白かったです。
そういう新しい食材との出会いもあったのでそれはそれで私にとってはよい機会でした
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