別海町でポークチャップ、別海牛乳のソフトクリームを食べることができず失意のまま、鮭の町、標津町に。
目的地は標津サーモンパーク。12時半に到着。
こちらはパーク内にある標津サーモン科学館。鮭、鱒の生態系を扱っている科学館。
標津サーモン科学館のWEBサイトはこちら。
私の目的はこの科学館ではなく、横にある「サーモンハウス」の中にあるレストラン「サーモン亭」
こちらがサーモンハウス。
この中にサーモン亭があります。サーモン亭でお昼ご飯を食べるのです。
サーモン亭で食べるのは二色いくら丼。
醤油いくらと塩いくらの二種類がどんぶりにのっているので二色いくら丼。
しかもこのいくらがマ印神内商店のいくらを使用。
このマ印神内商店のいくらは築地でも評価が高く、高値で取引されている極上いくら。
神内商店では手作業で筋子から卵をほぐすので卵に余計なストレスを与えずいい状態で味付けの作業がされるのだとか。
その味付けも塩いくらと醤油いくらでは味付けの方法や時間が全く違うらしい。
まずは塩いくら(今は醤油いくらのほうが一般的だが、昔は塩いくらだけだったらしい)は、ほぐされた卵を真水で洗い、限界食塩水(これ以上は塩が溶けない25%の飽和塩水)で平均で7分20秒をゆっくりと撹拌しながら味付けする。
塩いくらの場合は塩だけで味付けされるので卵本来の味が命。その卵の状態を見ながら撹拌する時間を微調整してるとのこと。
味付けを終えるとしばらく寝かして余分な水分を出して完成。これにより卵の味が凝縮されてねっとりとしながらしっとりとした塩いくらになるのだとか。
そして醤油いくらは、ほぐされた卵を真水で洗った後、昆布醤油と日本酒で作られた調味料の中に平均1時間20分漬けこむ。こちらは撹拌せずにじっくりと漬けこむ。
そんな最高級のマ印のいくらをぜいたくにたっぷり乗せた2色いくら丼が2415円で食べれるのです。
こちらがその2色いくら丼。
左が醤油いくらで右が塩いくら。
醤油がルビー色なら塩はオレンジ色。どちらも宝石のようです。
塩いくらは、卵そのもののパンチがある潮の味を楽しめて、醤油いくらはマイルドになり、深い味わいが楽しめます。
塩は余分な水分を取った引き算の直球勝負な美味さ。醤油は旨みを付加した足し算の美味さ。
どちらも皮が残らず口の中で全て溶けていく絶妙な状態。
究極のいくら丼でした。満足満足。
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