盛岡の夜は三陸の魚介に始まり、じゃじゃ麺を食べていよいよ締め。
盛岡三大麺の1つの盛岡冷麺で締めることに。
盛岡冷麺は朝鮮半島北部の咸興(平壌より北の都市)生まれの在日朝鮮人1世の青木輝人(楊龍哲)が昭和29年に盛岡で食道園という小さな店を開業し、子どもの頃に食べた冷麺を再現したのが始まり。
咸興式の冷麺は汁なしの辛い、ビビン冷麺が主流でしたが、青木さんはスープ入りが好きだったので盛岡冷麺はスープ入り(平壌式)の辛い冷麺になっています。
麺は平壌冷麺(ピョンヤンネンミョン)は蕎麦粉入りの柔らかい麺で、一方、咸興冷麺(ハムフンネンミョン)はでんぷんのアルファ化により強いコシがある麺で、盛岡冷麺は強いコシがある麺を使用しています。
つまり盛岡冷麺は、平壌式と咸興式を融合したような冷麺になっています。
元祖の食道園は最初は平壌冷麺と名乗っていたのですが、昭和62年に創業した、ぴょんぴょん舎が盛岡冷麺と名乗るようになり、この呼び名が広がっていったらしい。
その盛岡冷麺という呼び名を広めたぴょんぴょん舎で盛岡冷麺を食べることにしました。
盛岡三大麺の2つめも完食。最後の1つのわんこそばは明日、食べようと思います。
ぴょんぴょん舎 盛岡駅前店
住所:岩手県盛岡市盛岡駅前通9-3 ジャーランビル 1F・2F・3F
電話:019-606-1067
営業時間:11:00~翌0:00(L.O.23:00) 無休
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