昨日、奈良県の日本清酒発祥の地、正暦寺を訪れました。
そしてもう一つ、清酒発祥の地と呼ばれている場所があります。
兵庫県の伊丹市にある清酒発祥の地。
地酒造や海運で財を成した江戸期の豪商・鴻池家発祥の地です。
1600年に清酒の製法を発見して、江戸に運び販売して財を成したと説明に書かれています。正暦寺は1500年代の半ばから清酒を製造していたので、正暦寺の清酒の基礎技術を用いて、木炭で濾過して、すっきりとした辛口の日本酒を作り出し、日本酒の販路を拡大したのが鴻池家ということのようです。
日本酒の製造の技術を確立したのは正暦寺。日本酒を更に洗練させマーケットの拡大をしたのが鴻池家というところでしょうか。
近くの児童公園には小さな神社があり、鴻池稲荷祠碑という鴻池家の歴史が記されている石碑がありました。
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