8年ぶりの伊江島にやってきました。
まずはイエラムの蒸留所見学。8年前はタイミングが悪く見学できませんでした。
8年前の記事はこちら
蒸留所の横に伊江もの本舗という直売所があります。
ここで蒸留所の見学できますか?と尋ねると、前日までの事前予約制だったようです。
8年前にも訪れてタイミング悪くて見学できなかったので、少しだけでも見させてもらえないですか?とお願いしたら、特別に準備をして、見学させていただけました。
8年前には外からしか見学できなかった伊江島蒸留所の中に。
伊江ラムのサンタマリアは、糖蜜から造るインダストリアルラムではなく、世界的に見ても希少なサトウキビを絞って造るアグリコールラムです。
サトウキビの絞り汁はすぐに劣化するので、手早く処理をする必要があるのだとか。
続いて蒸留。蒸留は元々、この蒸留所がサトウキビからバイオエタノールを作る実験施設だったようで、その蒸留器を使用しています。
ですので、蒸留所内はラボっぽい近代的な作り。
こちらが蒸留器。左が蒸留器で蒸留器から上に延びているパイプの部分でも蒸留して複式蒸留しているとのこと。
そして右の3つのタンクに左に初留、中留、終留という蒸留する時間によりアルコールを分けて溜めていきます。
商品に使うのは中留のアルコールで左右のアルコールは次の蒸留時に再度、ブレンドして蒸留すると教えてくれました。
サンタマリアが癖がないのはこのパイプ部分で複式蒸留しているからなのだと分かりました。
サンタマリアにはクリスタルと樽熟したゴールドがあり、クリスタルはステンレスの中で寝かして、ゴールドはその後、こちらの樽で熟成します。良い香りが漂っていました。
コロナ禍中もあり、島内でバーっぽいお店は営業していなさそうなので、今夜の部屋飲みようにサンタマリアを購入して帰りました。
限定の高価なサンタマリアは那覇市内のバーで時々、いただいているのでお手頃な価格の数年前から発売していてまだ飲んだことないサンタマリアスプリムを購入。
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