沖縄市・コザの一角に、前から気になっていたイタリアンレストランAreko /アレコがある。
旬の島食材をおまかせコースで楽しませてくれる、小さなレストランだ。
場所はパークアベニューから少し外れた沖縄市中央3丁目、築50年以上の建物をリノベーションした一階部分。コンクリートの壁に木の扉と小さなロゴだけという控えめな外観で、知らなければ素通りしてしまいそうな店構えである。

店内はテーブルが数卓とカウンターのみ。広く取られたオープンキッチンで、料理が仕上がっていく様子を間近で眺めながらコースが進んでいくスタイル。予約制の少人数営業で、ランチはおまかせコース、夜はさらに品数が増えたディナーコース。県産の魚介や野菜を活用しているのもウリの一つ。
最初のお酒は首里のクラフトビールのWolfBrauのヴァイツェンにした。
前菜はサワラ・リコッタチーズ・モーイ(瓜)・わさび菜


続いて、魚介のパスタ。お酒は白ワインで。自家製パスタに魚介のダシが馴染んでいて美味しかった。


赤ワインに変えて、続いては赤仁ミーバイとシイタケとポテトの赤ワインソース。メインは紅豚の炭焼き。
紅豚も美味しかったが、この日一番感動したのは赤仁ミーバイの美味しさ。火の入れ方も素晴らしいし、ミーバイと赤ワインのソースが見事にマッチしていた。


口直しにドラゴンフルーツのグラニータ。ドルチェも丁寧に作られていた。


食後酒にはグラッパをオーダー。いくつか出してくれた中にグラッパではないけど、国産のブドウの皮から造ったブランデーがあったので面白そうなのでそれにした。
キングセルビー葡萄華というジャパニーズブランデーで大阪のカタシモワイナリーが製造している。

ほんのりとした蜂蜜の香りにフレンチオーク樽の樽香がしていて食後のリセットにちょうどよいブランデーだった。



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