Golfweek’s Best 「Top 25 Public-Access Short / Par-3 / Non-Traditional Courses in 2025」

01.ゴルフの話題
01.ゴルフの話題

アメリカのゴルフウィーク誌は一年に一度、アメリカ国内のゴルフコースのランキングをGolfweek’s Bestとしていろいろなカテゴリで発表している。

そのGolfweek’s Bestの2025年のパブリックアクセス・ショート、パー3,ノントラディショナルコースのTop25を紹介する。

この親記事はこちら。

Golfweek’s Best 「Top 25 Public-Access Short, Par-3 and Non-traditional golf courses in 2025」

1位 Bandon Dunes GR(Bandon Preserve)/オレゴン州

オレゴン州バンドンのBandon Dunes Golf Resortは、Bandon Dunes、Pacific Dunes、Bandon Trails、Old Macdonald、Sheep Ranch など複数のコースを有する“ゴルフリゾートの聖地”。

太平洋を見下ろす崖の上に展開するBandon Preserveは、ビル・クーア&ベン・クレンショー設計で2012年開場の13ホール・パー39(全長1,609ヤード)のパー3コース。このコースの収益はすべて南オレゴンの海岸線を保護する団体のワイルドリバーズコーストアライアンスに寄付されている。

2位 Golden Gate Park/カリフォルニア州

サンフランシスコ市が運営するGolden Gate Park Golf Courseは、ゴールデンゲートパークの西側に位置する9ホールのパブリックコースで、もともとは1951年にジャック・フレミング設計で造られたパー3コースをベースにしている。

2023年にかけてジェイ・ブレイジが全面リデザインした現在のレイアウトは、9ホール(全長1,177ヤード)のパー3コースで、砂丘のような起伏とリンクス風のフェスキューを取り入れた“ウォーキング前提の街中ショートコース”として生まれ変わり、都市型ショートコースの新しいモデルケースと言える。

3位 Big Cedar Lodge(Top of the Rock)/ミズーリ州

ミズーリ州リッジデールのBig Cedar Lodgeは、Payne’s Valley・Ozarks National・Buffalo Ridgeの3コースの18ホールの本コースを有するジョニー・モリス系のリゾート。

Big Cedar Lodgeには更にパー3コースが3コースあり、その中のTop of the Rockは、ジャック・ニクラス設計で1996年開場の9ホール・パー27(全長1,420ヤード)で、テーブルロック湖を見下ろす崖沿いの高台に造られた、景色優先かつ本気仕様のショートコースとして知られている。

4位 Sand Valley(The Sandbox)/ウィスコンシン州

ウィスコンシン州ネコーサにあるSand Valley Golf Resortは、
Sand Valley、Mammoth Dunes、Sedge Valley、The Lido といった18ホールコース群を有する“内陸リンクス・リゾート”。

ショートコースのThe Sandboxは、ビル・クーア&ベン・クレンショー設計で2018年開場の17ホール・パー51(全長1,652ヤード)のパー3コースで、40〜140ヤードのレンジにビアリッツやレダンなどテンプレートホールをミニチュアで詰め込んだ、歩き前提・遊び寄りの“短いけれど本格派”ショートゲーム専用コースになっている。

5位 Gamble Sands(Quicksands)/ワシントン州

ワシントン州ブリュースターのGamble Sandsは、デヴィッド・マクレイ・キッド設計の18ホール「Sands」や新コース「Scarecrow」などを有する“高原リンクス”系リゾート。

そのショートコースのQuicksandsは、マクレイ・キッドが2021年に造った14ホール・パー42(60〜180ヤード)のパー3コースで、Plinko、Crater、Donut などニックネーム付きのホールを、パターやバンクショットも駆使して攻める“歩き専用のアミューズメント型ショートコース”として位置づけられている。

T6位 Big Cedar Lodge(Mountain Top)/ミズーリ州

4位でも紹介したBig Cedar Lodgeの3つあるパー3コースの1つのMountain Topは、ゲーリー・プレーヤー設計で2017年開場の13ホール(全長約1,912ヤード)で、赤茶けた岩と大きな高低差の中にショートホールを詰め込んだ“ウォーキング前提”のレイアウト。

Top of the Rockがテーブルロック湖のビューを売りにした水際のパー3なら、Mountain Topはオザーク高地の岩場とキャニオンの景観を前面に出した“山頂ショートコース”という対比になっている。

T6位 Pinehurst Resort(The Cradle)/ノースカロライナ州

ノースカロライナ州のPinehurst Resortは、1907年開場のNo.2(ドナルド・ロス設計)をはじめ、No.10までナンバリングされた複数の18ホールコースを有する“アメリカン・ゴルフリゾートの代名詞”的存在。

クラブハウス前に造られたThe Cradleは、ギル・ハンス&ジム・ワグナー設計で2017年開場の9ホール・パー27(全長789ヤード)のパー3コースで、最大でも約127ヤードという超ショートレンジながら、音楽が流れる中でクラブ1本でも回れる“パインハースト版・入門用コース”として人気を集めている。

8位 RTJ Golf Trail(Grand National Short)/アラバマ州

アラバマ州オペライカのRTJ Golf Trail・Grand Nationalは、レイクコースとリンクスコースという2つの18ホール・パー72を有するトレイル屈指の拠点コースで、ロバート・トレント・ジョーンズSr.が「ゴルフ場用地として最高」と評したレイク・ソーガハチ沿いに54ホールが展開している。

そのショートコースとなるShort Courseは、18ホール・パー54(約3,126ヤード)のパー3レイアウトで、公式サイトが「2つのチャンピオンシップ18ホールに引けを取らない美しさ」とうたうように、半数以上のホールが湖畔に面した“水際のアイアン練習場”として仕上げられている。

以前、レイクコースはラウンドした

T9位 Kohler Blackwolf Run(The Baths)/ウィスコンシン州

ウィスコンシン州コーラーにあるBlackwolf Runは、ピート・ダイ設計の18ホール「River」と「Meadow Valleys」という2つのパー72コースを有するリゾートで、いずれも全米女子オープン開催経験のあるチャンピオンコース。

その一角に2021年オープンしたのが、クリス・ルツケ&ハーブ・コーラー設計のThe Baths of Blackwolf Run。27エーカーの敷地に造られた10ホールのパー3コースで、60〜175ヤード前後のホールが4つの池(“Baths”)とともにレイアウトされており、2エーカーのパッティングコースやバー併設のキャビンも含めて“18ホールの前後に遊べる水辺のプレイグラウンド”という位置づけになっている。

2012年にブラックウルフランを訪れてリバー・メドウバレーズの2コースをラウンドしたが、この時にはザ・バスはまだなかった。

T9位 RTJ Golf Trail(Magnolia Grove Short)/アラバマ州

8位でも紹介したアラバマ州のRTJ Golf Trailは州全体を縦断するように複数のコースが造られているその中の1つMagnolia Groveは、レギュラーの18ホールとしてCrossingsコースとFallsコースの2コースを有する拠点施設で、モバイル湾近郊の森と湿地を生かしたレイアウトが特徴。

同じ敷地内のShort Courseは、18ホール・パー54(全長約3,140ヤード)のパー3コースで、アップダウンのある林間地形にアイアンとウェッジだけでしっかり攻めさせるホールが続く。ゴルフダイジェスト誌がアメリカ最高のパー3コースに選出したこともある。

11位 Bandon Dunes GR(Shorty’s)/オレゴン州

1位でも紹介したオレゴン州バンドンのBandon Dunes Golf Resortの一角に2024年にフルオープンしたShorty’sは、デイブ・アクスランド、ロッド・ウィットマン、キース・カッテンが手がけた19ホール・パー57(全長1,997ヤード)のパー3コースで、砂丘地帯の起伏を活かしたテンプレート風ショートホールを歩きでつないでいく、“バンドン版・ショートゲーム専用リンクス”という位置づけになっている。

12位 Palm Beach Par 3/フロリダ州

フロリダ州パームビーチにあるPalm Beach Par 3は、タウン・オブ・パームビーチが運営するオーシャンフロントのパブリックコースで、アトランティックとイントラコースタル・ウォーターウェイに挟まれた細長い海岸線にレイアウトされている。

ディック・ウィルソン&ジョー・リーが1961年に造った18ホール・パー54(2,572ヤード)のパー3コースをレイモンド・フロイドが2009年にリノベーションし、海側と内湾の水路側にそれぞれホールが並び、ほぼ全ホールが海風を意識させるパー3コースとして知られている。

13位 Prairie Club(Horse)/ネブラスカ州

ネブラスカ州バレンタインのThe Prairie Clubは、サンドヒルズの地形を生かしたリンクス風リゾートで、トム・レーマンらが手がけたDunesコースと、グラハム・マーシュ設計のPinesコースという2つの18ホールコースを有する。

ショートコースのHorseは、ギル・ハンス&ジェフ・シャクルフォード設計で2010年開場の10ホール・パー30(1,125ヤード)のレイアウト。バスケットのH.O.R.S.Eというルールの遊び方を想定したパー3コースでホール順やティマークに縛られず、その場でオナーが距離やクラブの「ルールを決めて」、楽しむ完全に遊び寄りのNon-Traditionalコースになっている。

14位 Big Cedar Lodge(Cliffhangers)/ミズーリ州

3位と6位でも紹介したBig Cedar Lodgeの3コースあるパー3コースの最後の1つ。

2025年オープンのCliffhangersは、ジョニー・モリスジョン・ポール・モリスの親子が手がけた18ホール・パー54(全長1,910ヤード)のパー3コース。その名のとおり周囲の崖や起伏を生かしたレイアウト。私はインスタの投稿で見た滝の裏側からショットするパー3の動画を見ていつかラウンドしてみたいと思ったぐらいにエンターテインメントの高いコース。

T15位 Boar’s Head(The Nest)/バージニア州

バージニア州シャーロッツビルのBoar’s Head Resortは、デービス・ラブⅢ率いるLove Golf Designが2020年にリデザインした18ホールのBirdwood Golf Courseを有し、バージニア大学ゴルフ部のホームコースとしても知られている。

同じくLove Golf Designが手がけたThe Nestは、2020年開場の6ホール・パー18(全長667ヤード)のパー3コースで、練習場まわりのコンパクトな敷地に短いホールを並べ、ラウンド前後にサッと一周したり、家族やビギナーがショートゲームを楽しむための気軽なプレイグラウンドになっている。

T15位 Streamsong(The Chain)/フロリダ州

フロリダ州ボウリンググリーンのStreamsong Resortは、採石場跡の砂丘地を利用して造られたリゾートで、クーア&クレンショー設計のRed、トム・ドーク設計のBlue、ギル・ハンス設計のBlackという3つの18ホールコースを有する。

The Chainビル・クーア&ベン・クレンショーが2024年に手がけた全19ホール・全長2,916ヤードのno set par(パー設定がない)ショートコースで、クラブハウス近くの6ホール+13ホールという2つのループがある。

17位 The Park(The Lit 9)/フロリダ州 West Palm Beach

フロリダ州ウェストパームビーチのThe Parkは、ギル・ハンス&ジム・ワグナー設計で2023年に開場した18ホール・パー72のメインコースをもつ市営パブリックコースで、レンジやショートゲームエリアを含む大規模な練習環境も備えている。

併設のThe Lit 9は、同じ設計チームが手がけた9ホール・パー27(全長679ヤード)のパー3コースで、全面ナイター照明により夕方以降も回れる、“仕事帰りにアイアンだけ持ってふらっと遊びに行ける都市型ショートコースの新しいモデルになっている。

18位 PGA National(The Staple)/フロリダ州

フロリダ州パームビーチガーデンズのPGA National Resortは、ジャック・ニクラス改修のThe Champion(旧ホンダ・クラシック開催コース)をはじめ、複数の18ホールコースを有するリゾート。

The Stapleは、アンディ・ステープルス設計で2021年開場の9ホール・パー27(全長802ヤード)のパー3コースで、元Squireコースの2ホール(1・18番ホール)をリメイクし、グリーンまわりにシーティングやくつろぎスペースを配置し、ラウンドと社交を同時に楽しむことができる。

19位 Omni Amelia Island Club(Little Sandy)/フロリダ州

フロリダ州アメリアアイランドのOmni Amelia Island Clubは、ピート・ダイ設計のOak Marshやトム・ファジオ設計のLong Pointなど複数の18ホールコースを有するシーサイドリゾート。

ショートコースのLittle Sandyは、ボー・ウェリング設計で2022年開場の10ホール・パー30(全長931ヤード)のパー3コースで、ラグーン沿いのホールと巨大パッティンググリーンを組み合わせた、“夕方にウェッジとパターだけ持って歩きたくなる”カジュアルなプレイグラウンドとして位置づけられている。

20位 Audubon Park/ルイジアナ州

ルイジアナ州ニューオーリンズのAudubon Parkは、ミシシッピ川沿いの都市公園内に市営のAudubon Park Golf Courseを有し、街の路面電車がすぐ脇を走るロケーションで、地元ゴルファーの“散歩ラウンド”の場として親しまれている。

Audubon Park Golf Courseは、1898年に開場した歴史あるコースだったが、2002年にデニス・グリフィスが現行レイアウトへリデザインした18ホール・パー62(全長4,220ヤード)のショートコースで、巨大なオークの木立と池越えホールを組み合わせた「フルコースの雰囲気を短時間で味わえる」レイアウトになっている。

21位 Forest Dunes(Bootlegger)/ミシガン州

ミシガン州ロスコモンのForest Dunesは、トム・ワイスコフ設計の18ホール「Forest Dunes」と、トム・ドーク設計のリバーシブル18ホール「The Loop(Red/Black)」を有する林間リンクス系リゾート。

Bootleggerは、キース・レブ&ライリー・ジョンズ設計で2020年開場の10ホール・パー30(全長1,135ヤード)のパー3コースで、斜面地形にギャラリースタンドのような芝生席や簡易バーを組み合わせた、“仲間とワイワイ遊ぶ前提”のカジュアルなプレイグラウンドになっている。

22位 The Evans at Canal Shores /イリノイ州

イリノイ州エバンストン〜ウィルメットにまたがるThe Evans at Canal Shoresは、トム・ベンデロウ設計で1919年に開場した近隣型の市民コースを、近年トッド・クイトノがリノベーションした“街中リンクス”スタイルのレイアウトで、線路や住宅街のすぐ横を縫うようにホールが続くコミュニティゴルフ場。

現行レイアウトでは19ホール・全長3,362ヤード・パー60というNon-Traditionalな構成になっており、ジュニアや初心者、地元住民が歩きで回りながら、名門エバンス・スカラーシップとも結びついた「ゴルフ+教育+まちづくり」の拠点として機能している。

23位 Mountain Shadows(Short)/アリゾナ州

アリゾナ州パラダイスバレーのMountain Shadows Resortは、1960年代から続くリゾートを2017年に全面リニューアルし、敷地内のゴルフ施設として18ホールのパー3コース「Short Course」を有している。

Short Courseジャック・スナイダーのオリジナルを弟子のフォレスト・リチャードソンがリデザインした18ホール・パー54(全長2,310ヤード)のパー3コースで、キャメルバックマウンテンを背景に、ウェッジとパターだけでクラシックとモダンが混ざり合ったショートゲームを楽しめるレイアウトになっている。

24位 Links at Terranea / カリフォルニア州

カリフォルニア州ランチョ・パロス・ヴェルデスのTerranea Resortは、太平洋に面した崖の上に建つリゾートで、敷地内のショートコースとして9ホールのパー3コース「Links at Terranea」を有している。

Links at Terraneaはトッド・エッケンロード設計で2009年開場の9ホール・パー27(全長1,239ヤード)のパー3コースで、ほとんどのホールから海を見下ろす崖沿いレイアウトとなっており、歩きで気軽に回りながら“ミニ・シーサイドリンクス”気分を味わえるコースになっている。

25位 Pebble Beach Resorts(The Hay)/カリフォルニア州

カリフォルニア州ペブルビーチのPebble Beach Resortsは、Pebble Beach Golf Links、Spyglass Hill、The Links at Spanish Bay など複数の18ホールコースを有する世界的リゾート。

The Hayは、旧Peter Hay GC(1957年)をタイガー・ウッズ(TGR Design)が全面リデザインし、2021年にオープンした9ホール・パー27(全長670ヤード)のパー3コースで、本コース7番の距離をトレースしたホールや大型パッティンググリーンも備えた“ペブル版ショートゲームパーク”的な存在になっている。

改装前に一度、途中までラウンドしたことがある。

     

I’m a golf-a-holic man. ゴルフバカです。

ゴルフのためなら世界中どこでも行きます。食事とお酒も大好きな食いしん坊ゴルファー。

2021年6月現在、日本国内約600コース、海外は約300コースをラウンドしているコースマニア。現在、世界中をゴルフ旅しています。ゴルフの腕前は平均スコア90前後のアベレージゴルファー。典型的なエンジョイゴルファーです。

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