北海道ゴルフの第3ラウンドは桂ゴルフ倶楽部。
8月下旬に行われるニトリレディスゴルフトーナメントの会場です。この大会は昨年の2010年から開催されたばかりの試合。
開場は1993年。設計はロバート・トレント・ジョーンズJr.が担当。
ラウンド中の桂ゴルフ倶楽部の印象はカリフォルニアのモントレーにある同じくジョーンズJr.設計のポピーヒルズに物凄く似ている印象。
桂ゴルフ倶楽部でのラウンドの日、小雨混じりの天候でポピーヒルズでのラウンドの時も雨。
天候のせいだけではないと思い、ずっとラウンド中、その理由を考えていました。
ポピーヒルズでのラウンドレポートはこちら「ペブルビーチの森の中にあるパブリックコース」
ポピーヒルズのスケール感や自然の中に溶け込んでいる雰囲気がそっくりなのです。
広い北海道の敷地に造られたので雰囲気が似てるんだろうなと思っていたのですが、帰ってきて桂ゴルフ倶楽部について調べてその理由がわかりました。
桂ゴルフ倶楽部の敷地は43万坪あり、当初の計画では27ホール造る予定だったようです。
土地の視察に来た当時の経営陣がこの森を見て考えが一変したらしい。
「美しい森をできるだけ残して自然と共存してコースを造る」
詰め込めば36ホールも造れる敷地内に自然を残しながら18ホールを造るという、このコンセプトがなければ同じジョーンズJr.氏が設計したとしても、ポピーヒルズと同じく雄大なコースにはならなかったと思います。
そして18番ホールには桂の大木がコース内にあるのですが、この大木を守ることを、自然と共存していくことの象徴としてにするために「桂ゴルフ倶楽部」と命名したようです。
そんなポピーヒルズに似た雄大な桂ゴルフ倶楽部の同伴者に、ポピーヒルズで一緒にラウンドしたAさん、Yさんも一緒に合流したというのは偶然ではない気がします。
ティーはチャンピオンティー、バックティー、レギュラーティー、フロントティーとあり、チャンピオンティーは7116ヤードですが、バックティーは6495ヤード、レギュラーティーは6093ヤードと短めということもあるのでバックティーからラウンド。
1番ホール 376ヤード パー4
真っ直ぐなパー4
2番ホール 353ヤード パー4
右ドッグレッグのパー4
狙いはフェアウェイ右に生えている木の左。
3番ホール 502ヤード パー5
2打目がクリーク越えになっている左ドッグレッグのパー5
4番ホール 419ヤード パー4
右ドッグレッグした距離のあるパー4
バンカーの先から下ってグリーンに向かってまたのぼっています。
5番ホール 155ヤード パー3
ブッシュ越えのパー3
ティーグラウンドの近くにはエゾジカが。まさに自然と共有しているコースです。
6番ホール 290ヤード パー4
谷越えの距離の短いパー4
二打目以降は打ち上げになっています。
7番ホール ヤード パー
右ドッグレッグのパー5
8番ホール 161ヤード パー3
右に池、左にバンカーでガードされているパー3
9番ホール 372ヤード パー4
左ドッグレッグのパー4
10番ホール 521ヤード パー5
最初は右に次に左にドッグレッグするパー5
11番ホール 162ヤード パー3
グリーン左にバンカーが2つあるパー3。
12番ホール 373ヤード パー4
左ドッグレッグのハザード越えのパー4
ティーショットの狙い目は向こうに見えるバンカー狙い。
13番ホール 420ヤード パー4
距離のある右ドッグレッグのパー4
14番ホール 531ヤード パー5
真っ直ぐなパー5
15番ホール 364ヤード パー4
右に池が続く右ドッグレッグのパー4
16番ホール 161ヤード パー3
斜めにハザードが横切っているパー3
17番ホール 390ヤード パー4
右ドッグレッグのパー4
18番ホール 397ヤード パー4
左ドッグレッグのパー4。フェアウェイの右側には桂ゴルフ倶楽部のシンボルツリーの桂の木が。
ティーショットはナイスショット。左のラフに。
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