最東端のゴルフコースの根室ゴルフクラブでのラウンドを終え、目指すは花咲港近くのこのお店。
大八食堂
ここの花咲ガニを使ったカニラーメンが美味しいらしいのでやってきました。
カニラーメン(1000円)
花咲ガニの身がゴロゴロ入ってます。塩ベースでカニのエキスたっぷりで美味い。
そしてこのお店では店頭に花咲ガニが並んでいて購入してお店で食べることができるのです。
(写真の左上部分に指がかかって黒く写ってしまいました。。)
おそらく本日、宿泊する宿の夕食にも花咲ガニが出てくると思うのですが、一人で宿泊なのでもしかしたらカニはでてこないんじゃないか?そうしたら今ここで食べなかったことを後悔するなと思ったので、このお店で花咲ガニを食べることにしました。
お店の女将さん「え?ラーメン食べたのにカニも食べるの?お腹一杯じゃないの?」
芝鳥「ぜんぜん食べれますよ」
花咲ガニは重さで量り売り。サイズ的に中ぐらいのメスを選びました。
サービスで出してくれた鉄砲汁(カニ入りの味噌汁)
カニの身を箸でほじって食べる仕草が鉄砲の掃除に似ているから鉄砲汁と呼ばれてるのだとか。
殻付きのカニの身を食べながら味噌汁を飲むとカニの風味が口いっぱいに広がります。
女将さん「サンマの刺身食べますか?今が旬で脂がのってて美味しいよ」
芝鳥「ありがとうございます。ぜひいただきます」
女将さん「醤油をかけて七味をふりかけて食べると美味しいよ」
その通りにして食べてみた。脂たっぷりのサンマにネギの風味と七味の辛さが融合されてこれまた最高。
そしていよいよ花咲ガニ。
花咲ガニは7月に漁が開始されて漁期は二ヶ月間。
10月末頃までは水槽に入れてその日に売る分だけ塩茹でにして販売しているようです。
10月末以降は冷凍モノかロシア産になるので根室産の新鮮な花咲ガニを食べるなら7月中旬から10月中旬ぐらいまでになります。
花咲ガニはタラバガニと同じくヤドカリの仲間。
タラバガニと同じくトゲが特徴でタラバガニよりトゲが長いので食べるには少し苦労します。
足をもいでハサミで甲羅をカット。身は肉厚で濃厚な味。
カニを食べながら3月の地震の時の津波の件について聞いてみました。この花咲港にも津波がやってきてお店も水浸しになり、機材関係が全滅したようです。
津波で建物もダメになったのでこの冬にお店を建て直すようです。
そしてメスなので外子、内子もいただきます。
外子はプチプチとした食感。
外子の下に少し顔を出しているオレンジの内子はネットリと濃厚な旨みが凝縮されていて最高でした。
トゲと固い甲羅に苦労しながらも30分ほどで完食。
あまりの美味さに、家族のお土産にサイズの大きいメスを購入して宅急便にて発送してもらいました。
大八食堂
住所 北海道根室市花咲68
TEL 01532-5-3266
営業時間 早朝から営業
定休日 7月中旬から10月中旬の期間中は無休
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