シガーデビューしました。
今まで海外のゴルフ場で葉巻をふかしながらラウンドしてるゴルファーを見て雰囲気いいなぁと感じてましたが、自分はお酒一筋と思っていたので、ふかすことはありませんでした。
お邪魔したBar Horieはシガーバー。
昼間は綺麗なモデルさんが接客してくれるカフェ。
先日、昼に訪れてデレデレしながらランチを楽しんだので、今度は夜のバータイムにお酒を楽しみにいってみようということでいってきました。
マスターの堀江さんは2日前に開催されたシガーの日本一を決めるコンクールで優勝された日本のシガーチャンピオン。
そんなタイミングでもあったので初めてシガーにチャレンジしてみました。
シガーが保管されているガラス張りの保管庫で簡単に説明を受けた後に私の好きなラフロイグに合うのは色の濃いシガーが合うのであとはフィーリングで決めてみてくださいと言われて選んだのがコイーバ セクレトス。
コイーバというブランドのセクレトスはシークレットという意味。
製法は秘密ということらしい。
その時点でワクワクする。
写真はそのセクレトスに火を点ける堀江さん。
実は最初はシガーをふかすつもりはなくお酒だけを楽しもうと思い、お店に入って一杯目のジントニックを飲んでいました。
そのとき、優勝直後ということもあり、お店にお祝いの電話がかかってきていて堀江さんが応対されてました。
その電話は大会の審査員からの電話。
審査員仲間で飲みながら大会の話で盛り上がっていて、堀江さんの話が出てきたらしい。
堀江さんのシガーに火をつける方法が珍しい方法でどうやってるんだろうという話になり、お祝いの電話を兼ねて電話してきいてきたのです。
その方法とは、普通の人はシガーに火をつけるときにマッチが消えかけるともう一本新しいマッチに火をつけてつけるのですが、堀江さんはくるっと反対側を持って最後まで使うのです。
熱くないの?とか審査員の間で盛り上がっていたようです。
堀江さんはキューバでシガーを吸った時に火をつけた人の仕草がそういう仕草でカッコイイと思い、同じ動作でやるようになったのですが、日本ではあまりそういう着け方をする人がいないとか。
そういう話を聞いているうちに、シガーにチャレンジしてみようかなと思ったのです。
その前に飲んでいたのは、私の好きなグリーンアラスカ。
アラスカに使われるシャルトリューズもシャルトリューズ修道院で門外不出のレシピで作られるリキュール。
セクレトスもシークレット。ふかす前から気分が盛り上がります。
そして写真のシーンに。
話していたように堀江さん、マッチをくるりと持ち替えて火をつけます。
ラフロイグのストレートを飲みながらふかし方を聞きました。
ストローでジュースを吸うように吸ってみてください。そして煙を一気に吐くのではなく、自然と出ていく感じで煙を自分の周りに漂わせるように。
言われたようにすると自分の周りに香りが漂い、いい気もちになります。
ラフロイグのピート香とシガーの煙の香り、どちらも喧嘩せずに主張してくるのです。今まで飲んでいたラフロイグと違う楽しみ方ができるだけで感動でした。
あっという間にグラスが空に。二杯目のラフロイグを注文。
シガーは長さにより、楽しめる時間が違うのですが、私が選んだシガーは40分ぐらいは楽しめるようです。
シガーの煙が自分の周りに漂い、自分が燻されているような感じになります。とても素晴らしい空気に包まれて、いつも以上にペースが速くなり、二杯目もあっという間に空に。
ここからがシガーの本領発揮です。
シガーといえばキューバ。キューバのカクテルといえばモヒート。
ということでモヒートを注文。
モヒートも好きなカクテルでよく飲むのですが、シガーの香ばしさをミントの爽やかさで中和してくれて、いつもとはまた違う味わいに。
感動の連続。
ピート香の強いお酒に始まり、ミントでさっぱりときたので締めは甘めのお酒で締めようと思い、カルバドスを注文。
これが大正解。
しかも、堀江さんはカルバドスを更にシガーにあうように細工していいですか?といってこられたのでお願いしました。
その細工とは、カルバドスをフランべしてくれたのです。
これで香りが更にまろやかになり、グラスに顔を近づけるとリンゴの柔らかい香りが漂ってきます。
シガーの燻された煙で痺れてきた舌をカルバドスの甘い香りが包んでくれました。
この時点でかなり酔いが回ってきたので終了。
シガーにはまりそうです。
葉巻一本で飲むお酒をコース料理のようにアレンジする楽しみを知ってしまいました。
かなり奥が深い。。
BAR HORIE (バー ホリエ)
TEL 092-725-2157
福岡県福岡市中央区春吉2-4-14 カンデオホテルズ ザ 博多テラス1F
営業時間 11:00~翌5:00
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