山形県の最古のゴルフコース、蔵王カントリークラブをラウンドしてきました。
昭和36年9月(1961年)に東北初の18ホールのゴルフ場として開場。9ホールも含めると東北最古のコースは宮城県の仙塩ゴルフ倶楽部になります。
設計は1953~55年にかけて日本アマを3連覇し、アマチュアゴルフの頂点を極めた三好徳行(とっこう)氏の設計。
当日は午前中は土砂降りで大変なコンディション。
息子と二人でのラウンドでしたが、ハーフを終了して息子は寒さの為にリタイヤ。
さきにお風呂に浸かってのんびりしているとのこと。
息子は昨年の年末以来のラウンドだったので残念だったと思います。
幸いに昼からは雨が上がり、なんとかプレイができる状態に。一人でのんびりとラウンドさせていただきました。
古いコースらしい、地形の起伏をそのまま生かしたコースは私好みのレイアウトでした。
グリーンは高麗。
蔵王CCのWEBページではアウトは剛、インは柔のコースと紹介されていました。
WEBページから抜粋しておきます。
OUT(剛)
1番、3番以外は平坦か下りホール。距離は短いがトリッキーなハザードや樹木が多く正確なショットを必要とする。攻めのゴルフと刻むゴルフを心掛けること。グリーン芝目は概ね蔵王山に向かって逆目、上山市に順目となる。設計者はこの地形におけるホール間の連絡に苦心した。 とりわけ攻めのゴルフ「剛」の戦略コース。
IN(柔)
全体にフラットなコース。設計者が特に目をかけたホールが続く。フェアウェイは、広くとってあるが自然の地形を残したためショット毎に微妙なアンジュレーションがありスコアメイクをはばむ。特に終盤3ホールは要注意。ただし恐れずに攻めると結果は良くなる。
グリーン芝目はアウトと同様。
とりわけ技術が要求される「柔」の戦略コース。
ティーはバックティーからも距離がなかったのでバックティーからラウンド。
1番ホール 520ヤード パー5
打ち上げが続く、真っ直ぐなパー5
2番ホール 140ヤード パー3
高低差が50mもある打ち下ろしのパー3
3番ホール 350ヤード パー4
左右OBのまっすぐで打ち上げのパー4
4番ホール 400ヤード パー4
距離のある真っ直ぐなパー4
コース途中から下りになっています。
晴れていると上山市内が一望できるようです。
5番ホール 180ヤード パー3
左に下り傾斜のパー3
6番ホール 375ヤード パー4
左ドッグレッグのパー4
右はOB。
7番ホール 310ヤード パー4
距離の短い打ち下ろしのパー4
8番ホール 400ヤード パー4
一級河川が斜めにコースを横切るパー4
川幅が思った以上にあるので川の手前に刻む方がよさそうでした。
ここから200ヤード以上まだ残っています。
9番ホール 510ヤード パー5
池越えのパー5
セカンドはダウンヒル。
10番ホール 320ヤード パー4
左ドッグレッグのパー4
11番ホール 140ヤード パー3
河川越えのパー3。右サイドは深いバンカーがあり、手前の川が右横に続いているので右はNG。
川はOB。
12番ホール 500ヤード パー5
左はOBのパー5
ティーショットは左の木越えがベストですがひっかけはOBになります。
13番ホール 280ヤード パー4
距離の短いパー4
ティーショットはコース中央の杉と右のバンカーの間。
14番ホール 400ヤード パー4
下りの距離のあるパー4
15番ホール 560ヤード パー5
右ドッグレッグの距離のあるパー5
ティーショットは右の林ギリギリが狙い目。
左はOBが続きます。
16番ホール 350ヤード パー4
グリーンが手前から下っているのでセカンドは高いボールが必要になるパー4
17番ホール 220ヤード パー3
距離のあるパー3。左はOB。右はセーフ。
18番ホール 420ヤード パー4
距離のある左ドッグレッグのパー4
ティーショットはコース中央の松の右狙い。
グリーン手前に川が横切っているのでティーショット次第では刻むことも必要。
グリーンから振り返った風景。このような感じで川が横切っていました。
距離は短いですがレイアウトのバリエーションが豊富で楽しめました。
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