これからフェリーで佐渡島に移動します。
その前にサクッと夕食にお寿司をいただくことに。
新潟限定のサッポロビールが醸造している風味爽快ニシテ
新潟県とサッポロビールは実は深いつながりがあります。
サッポロビールの前身の開拓使麦酒醸造所が立ち上げられた時に新潟県出身の中川清兵衛がドイツでビール醸造の修業を終え初代醸造技師として着任し、「札幌ビール」を開発。
そして同じく新潟出身の大倉喜八郎が開拓使麦酒醸造所を受け継いで大倉組麦酒醸造所を立ち上げ、札幌麦酒会社へと発展して現在のサッポロビールになったという二人の新潟県人の功績があります。
「風味爽快ニシテ」という変わった名前は「風味爽快ニシテ健胃ノ効アリ」という初代「札幌ビール」の宣伝文から名付けられたようです。
新潟の名物の南蛮海老の刺身
付きだし
こちらは新潟の郷土料理の「のっぺ」
新潟だけでなく「のっぺい」や「のっぺ汁」、「のっぺい煮」などと名前を変えて似たような煮物は全国にありますね。
新潟の「のっぺ」と他の「のっぺい汁」との違いは、とろみの付け方、他の「のっぺい汁」は片栗粉でとろみをつけますが、新潟の「のっぺ」は里芋で自然にとろみを付けます。
続いて日本酒は新潟県の寿司組合と北雪酒造が寿司のために共同で開発した「極み」を。
酒米には佐渡産の「朱鷺認証米」を使用した本醸造生酒。
新潟の地魚の寿司を楽しめる「極み」をオーダー。
二つある醤油皿の右は南蛮海老醤。日本酒と紹興酒と混ぜて南蛮エビのむき身を「ずけ」にして南蛮海老の風味がする醤油。
今日の白身はヒラメとキジハタ。白身を南蛮海老醤油でいただくと美味しかったです。
2007年4月、政令指定都市新潟の誕生を祝って新潟県すし商生活衛生同業組合が新潟の地魚を楽しんでもらうために造ったメニューのようです。
新潟の地魚+ウニ・トロ・イクラ。厳選特上にぎり10カンにお椀が付いて組合に登録しているお寿司屋さんならどこでも3,000円でいただけます。
お椀は甘えびのダシがたっぷり出ているお味噌汁でした。
鮨・割烹 丸伊
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