鴨南蛮発祥の店

[元祖 鴨南ばん本家]

神奈川県藤沢市の湘南台にある鴨南蛮発祥の店。その名も「元祖 鴨南ばん本家」

江戸時代の文化年間(1810年頃)、東京の日本橋馬喰町の鞍掛橋のたもとで創業。初代「笹屋治兵衛」は長崎の「南蛮煮」を参考に「鴨南ばん」を提供したところ、江戸中で評判となりました。三代目の時に店名を現在の「元祖鴨南ばん」に。しかし大正12年の関東大震災の大火事で店も消失。翌年に弟子が4代目となり、店を浅草橋寄りに移転させて再開。

5代目の妻「トイ」が夏にでも食べられる「鴨せいろ」を考案し、各地に支店ができていたので店名に本家を付けたのも5代目の時だそうです。7代目の時に現在の神奈川県湘南台に移転して伝統の味を引き継いでいます。

通常は青森県産のバルバリーという本鴨を使用した「初代 治兵衛の鴨南ばん」か宮城県産蔵王竹炭鴨を使用した「元祖 鴨南ばん(合鴨)」のどちらかを選ぶのですが、この時期は期間限定で「天然真鴨の鴨南ばん」も食べることができます。茨城や新潟で無双網猟で捕獲したものなので銃弾で血が飛ばないので肉が傷まず柔らかいのが特徴なのだとか。もちろん天然真鴨をオーダー。

鴨と書かれた漆塗りの蓋。

期間限定の 「天然真鴨の鴨南ばん」

ネギは江戸野菜である江戸千住葱を使用。

無双網猟で獲った天然真鴨は柔らかく甘味がありました。

このつくね状の団子は鴨の骨と端肉を叩いた団子でここからもよいダシが出ます。コリコリした小さな骨も入ってますがもちろん食べることができます。初代の治兵五衛が考案しました。現在は本鴨は品種改良が進み大型になり骨も太いのでこの元祖の鴨団子は期間限定のこの「天然真鴨の鴨南ばん」でしか味わえません。

天然真鴨の素晴らしいダシが出ていた鴨南蛮でした。


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