2018年フード・オブ・ザ・イヤー Part2

2018年フード・オブ・ザ・イヤーのPart2です。

Part1では焼きそば部門、かつ丼部門、餃子部門、うどん部門、ピザ部門、鍋部門、冷麺(冷やし中華)部門、牛肉部門、豚肉部門、鳥肉部門の発表をしました。

こちらのPart2では鰻部門、ふぐ部門、蟹部門、寿司部門、その他の魚介類部門(旧シーフード部門)、ジビエ部門、麻婆豆腐部門、カレー部門、椀物部門、弁当部門、その他の麺類部門、コーヒー部門、特別な空間部門、最高の一杯部門を紹介します。

また個別の記事で2018年ラーメン・オブ・ザ・イヤー2018年サンドウィッチ・オブ・ザ・イヤー2018年かき氷・オブ・ザ・イヤーも発表していますのでそちらもご覧ください。

鰻部門

鰻部門は4軒。

まずは佐賀県唐津の「竹屋」の「うなぎ丼 肝吸付き」

JAL関係者から、日本人としてはフランスで初めてミシュラン二つ星を獲得した「Passage53」のシェフ、佐藤さんのオススメのお店と教えてもらい食べに行ってみました。

その時の記事はこちら「ミシュラン星付きシェフがおススメの唐津の鰻屋

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関西風の地焼きで皮はパリパリ、身はふっくらで素晴らしい焼き方でした。

続いて福岡県の渡辺通駅の近くにあるバー永田が経営している小料理屋の「和・酒 永田」で食べた「青鰻の白焼き」

その時の記事はこちら「今まで食べた青鰻の中で最高の青鰻

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素晴らしい青鰻が入荷したと聞いて青鰻を白焼きでいただきました。

今までいろんな青鰻をいただきましたが、この青鰻は本当に素晴らしかったです。

プリプリという言葉がぴったりな旨味たっぷりな身で焼き方も皮がパリパリの最高の青鰻でした。

そして、東京の南千住の「尾花」の「うな重」

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久しぶりにいただきましたが、パリパリの関西風もいいけど、フワトロの関東風もいいですね。

関東風の焼き方なら尾花がNo.1だと私は思っています。

最後は京都の錦市場の近くにある「大國屋鰻兵衞」

今年オープンした新しい鰻料理屋さん。

私が錦市場で鰻を買う大國屋の70歳の大将が経営を息子に譲り、開業。

注文をしてから土釜でご飯を炊いてくれます。

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炊きたてのご飯に鰻屋が焼いた焼きたての鰻。美味しくないわけがありません。
最後に土釜に残ったおこげで鰻茶漬けもいただける素晴らしいお店です。

ふぐ部門

ふぐは2軒紹介します。

まずは京都の四条大宮の近くにある「いちえんそう」

水槽の中で泳いでいる大きく肥えた三年河豚が食べられるお店。

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しかも驚くほど安いのです。河豚だけでなく他の魚も安くて美味い。

特にお気に入りは、焼きふぐ。

さっきまで水槽で泳いでいたのでピクピクしてます。タレの味付けも素晴らしい一品です。

続いて、大分県の某ふぐ料理屋さん。

大分では昔からふぐの肝を食べる文化があり、現在も暗黙の了解でその文化が残っています。

常連さんに予約を取ってもらい、ふぐの肝も、さりげなく用意をしてもらいました。

淡泊だけど旨味たっぷりの河豚の身に河豚の肝を溶かした肝醤油をつけていただく河豚は禁断の味でした。

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蟹部門

続いて蟹部門は二軒。

まず一軒目は福岡県の柳川にある「夜明茶屋」で食べた「山太郎ガニ」

その時の記事はこちら「柳川で有明の海の幸を堪能

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山太郎ガニはモクズガニの地方名で、上海蟹と同族異種。

山太郎ガニは5杯で3千円。とにかく、ミソが濃厚でクリーミー。

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続いて、大阪の北新地にある完全紹介制のレストラン「コントワールフー」

佐渡島の解禁されたばかりのズワイガニを使ったパエリアを作っていただきました。

パエリアというか、パエリア鍋を使った蟹めしですね。

今まで食べたセイコガニ以外を使った蟹めしで一番美味しかった。

濃厚なダシで蟹の旨味がしみ込んだご飯は最高でした。

寿司部門

寿司部門は、4軒です。

まず1軒目は福岡の薬院にある「行天」

お寿司ももちろん美味しかったのですが、一番感動したのは、つまみの蛍烏賊。

これだけプリプリしている蛍烏賊を食べた事はありませんでした。

私の記憶が正しければ茹でずに水蒸気で蒸してると言ってたような気が。

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つぎにバチコ。こんなにしっとりしたバチコも初めて。

乾燥したバチコの旨味と生クチコのフレッシュさの両方を持つ究極のバチコです。

これを食べに行くだけでも価値ありです。私が食べたのが5月でしたのでこの頃に行くのがいいのかもしれません。

まだ大将は36歳らしい。良くしゃべり若さが目立つ接客などで好き嫌いが分かれるお店ですが腕は間違いないお店でした。

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続いて、ハワイのオアフ島ワイキキの「すし匠」

東京の四谷の「すし匠」で最高峰の江戸前寿司を提供していた中澤さんが後進にお店を任せて、2016年9月にワイキキに出店。

現状は、ハワイ近海の魚だけでは厳しいのでアメリカ本土の魚や日本で水揚げしたマグロも使用して、ハワイ近海で獲れた魚は、寝かしたり、飯寿司にしたりして工夫されてました。

その中で一番記憶に残ったのがこちら。

昔のハワイでは王族しか食べることを許されていなかったモイの飯寿司。

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ハワイの高級魚モイを寿司に合わせるにはどうしても淡泊なので2週間ほど飯寿司として寝かして酸味と旨味を出した一品。ハワイならではのネタでした。

ハワイで本格的な江戸前寿司を提供するというロマン込みで頂ける人には十分に価値がある内容でした。
オープンしてから2年弱。
また2年後ぐらいにどれだけ進化したのかを機会があれば楽しんでみたいと思ってます。

その時の記事はこちら「ハワイ流江戸前寿司のワイキキのすし匠

3軒めは石川県の金沢の「小松弥助」

伝説の寿司職人といわれている森田さんのお寿司を運よく食べる機会がありました。

お寿司もおいしいですが、とにかく森田さんの人柄が素晴らしい。

また森田さんのお寿司を食べたくなる素敵な接客でした。

その中でも感動したのはこの2つ

イカの握り。三枚に薄くおろされたイカにゴマの風味がきいていて素晴らしかったです。

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そして、鰻きゅう巻き

アツアツのしゃりに焼きたての鰻にキュウリという間違いのない組み合わせ。

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ここより、高級なネタ、美味しいお寿司は食べられるところはたくさんありますが、森田さんの人柄を最後の調味料にした小松弥助の寿司は唯一のお寿司だと思います。

その時の記事はこちら「人柄で握る金沢の伝説の寿司職人の森田さん

そして最後は、東京の四ツ谷にある「三谷」

この数日前に分店の「紀尾井町 三谷」でお寿司をいただいて日本酒以外のお酒とのマリアージュもありだなと思った上での本店への訪問。

寿司とワイン、日本酒の融合を楽しめます。

煮穴子を食べてルフレーブ・ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ レ・ピュセルの1996を口に含んだときの感動は忘れられません。

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この日の握り用のネタ。

キス、ヒラメ、マグロが素晴らしかった。

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お酒飲めない人は価値が半減してしまうお寿司

お酒が最後の調味料の役割になるお寿司でした。

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その他の魚介類部門

その他の魚介類部門は全部で5種類になります。

まずは、神奈川県の磯子にある「井筒」のギンポの天ぷら

横浜CCでラウンドした後、地元の友人に店構えはボロボロだけど、安くて美味しい天ぷら屋があるということで連れて行ってもらいました。

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あまり普段、天ぷらを食べることがないのと、関西生まれということもあり、ギンポは初めていただきました。

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アナゴのようでアナゴでない。アナゴより旨味があり、とても美味しかったです。

続いて、京都の上京区の天神道にある「京天神 野口」の鱧落とし

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やけどしそうなぐらいに熱々のままの鱧落としを氷の上に。ハフハフしながら食べる鱧落とし。

氷水で身を締めてないので弾力のある鱧の食感が楽しめる素晴らしい一品でした。

三軒めは、東京の赤坂にあるヌーベルシノワの先駆け的なお店の「メゾン・ド・ユーロン」

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たまり醤油で煮込まれたフカヒレは味わい深く、添えられているモヤシがよいアクセントになり、ワインが進みました。

今まで食べていたフカヒレの概念が飛んでいった一品でした。

四軒めは、京都の祇園にある「祇園やまぐち」

キャビアに蟹に桃にヨーグルトのソース。

これを食べた時に衝撃が走りました。

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それぞれ1つ欠けるだけで成り立たない塩味、甘味、酸味、旨味の素晴らしいバランスの料理。

現在の料理は引き算だと言われています。

しかし、山口さんは、足して足して足す天才だと思いました。

引き算を超えた足し算でした。

最後は、福岡県の柳川にある「夜明茶屋」で食べたエツの刺身

エツは世界で有明海にしか生息していない固有種のようです。

蟹部門で山太郎ガニでも登場した夜明茶屋は有明海の珍しい魚介類がいただけます。

この時も、幻の蟹ドイクズシ、腕足類の生きた化石のメカジャ、ワラスボを入れたスボ酒、貝類の象の鼻などなど堪能してましたが、このエツを食べた時は思わず大声で美味い!と声を出してしまいました。

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とにかく、甘みと旨味が口の中に強烈に広がります。

今年食べた、魚の刺身No.1の美味しさでした。

しかも食べたのは9月。5月頃がエツが一番美味いとのこと。

来年は旬の時期に食べに行ってみたいと思います。

ジビエ部門

ジビエ部門は1つ。正確に言うとジビエではないのですが、カテゴリがなかったのでここで紹介しておきます。

滋賀県の余呉にある「徳山鮓」の焼きスッポン。

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肝ソースも最高で、スッポンの生命力を感じれる一品でした。

麻婆豆腐部門

麻婆豆腐部門は2軒。

まず一軒めは、中国菜エスサワダの麻婆豆腐

麻婆豆腐も大好きであちこちの麻婆豆腐を食べ歩いています。

エスサワダの麻婆豆腐が美味しいという話を聞き、たまたま貸し切りのランチ会に呼んでいただけたので期待して食べに行くと、その日は出てきませんでした。他の料理がとても美味しかったので、どうしても麻婆豆腐が食べたくなり、別の日に麻婆豆腐をリクエストして食べにやってきました。

この日も全て大満足の内容。最後の締めに麻婆豆腐が。

期待しながら、麻婆豆腐を食べると、口の中に広がる深い旨味に感動。

今まで食べていた私が大好きなお店の麻婆豆腐が星三つだとしたら、それを飛び越えて星五つぐらいの次元の違う美味しさを感じました。

更に最初の状態はそれほど辛くなく、辛さが苦手な方も美味しくいただけます。

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何より素晴らしかったのは、この自家製のラー油。辛さが足りない人は自分で足して辛さを調整できます。

このラー油が麻婆豆腐にとてもなじみます。持って帰りたくなる素晴らしいラー油でした。

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エスサワダの麻婆豆腐が星付き麻婆豆腐なら、その対極にあるB級麻婆豆腐のNo.1がこちら。

東京の大門にある味芳斎 本店の麻婆豆腐丼

辛い!!
でも癖になる美味さ。

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いい意味でのジャンキーさも感じられる素晴らしい一品です。

カレー部門

カレー部門は3軒。

まずは京都の丸太町にあるフレンチの「青いけ」

一日だけのイベントのために作られた限定のカレー

青いけは今年、ミシュランの一つ星を獲得した実力派のフレンチ。

素材を大事にして野菜が美味しくいただけるお店です。

数十種類の材料を4、5日煮込んで裏漉しを繰り返したカレー。

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甘み、旨味のあとに辛さがやってくる素晴らしいカレーでした。

次は今年の4月にオープンした新しいカレー屋さんのCURRY PLANT

京都の四条烏丸にあります。

京都の人気フュージョン料理のオルトの締めのカレーが、食べられるお店としてオープン。

京鴨カレーと5月上旬限定の京都産筍と貝のグリーンカレーのあいがけを大盛りで。

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このグリーンカレー、期間限定なのがもったいない。

というのも京鴨カレーも鴨の良いダシが出ていて美味しいのですがもう少しスパイシーならもっと最高と思うところをこのグリーンカレーが丁度、補完してくれるのです。(グリーンカレーは具材を変えてちょくちょく登場しているようです。グリーンカレーがメニューにあればぜひあいがけで。)

ひとつだけ難点を挙げると大盛りでもご飯が足りない。特盛をメニューに増やして欲しい。そのぐらい米を食べたくなる美味しいカレーです。

最後は、東京の中目黒にあるムッシュヨースケの「しめのカレー」

こちらのお店は私が大好きなビストロで何を食べても美味しく、ソムリエにお任せしてワインのペアリングを楽しめる素敵なお店。

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このカレー、コクがあり、ほどよいスパイス感。辛さも控えめ。洋風カレーの王道という見事なカレーです。

椀物部門

今年は、記憶に残った椀物が2つ。

まずは京都の東山にある未在。写真撮影禁止のお店なので写真はありませんが、こちらを訪れたのは10年ぶり。

以前の時は接待で連れてきてもらい、美味しいなと思いましたが、若かったのでそこまで良さを理解できてませんでした。

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今回、椀物をいただいたときに、心に沁みるクリアな出汁を感じることができました。

目を瞑って神経を研ぎしましていただくべき、椀物だと思います。

続いて、京都の丸太町にある木山の椀物。木山は井戸水とダシにこだわったお店で、白湯をいただくところから食事がスタートします。

そして3種類の鰹節を一口ずついただいて鰹の旨味を味わい、その後は、3種類の鰹節で取ったダシをこの器にいれていただくのです。

これだけで完成しています。

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そしてダシを味わったあとは、そのダシを使った椀物の登場。

未在のクリアな椀物とはまた違うパワフルさを感じる椀物で感動しました。

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弁当部門

今年は、記憶に残ったお弁当が3つありました。

京都駅で購入した駅弁で、京都の木津川市にある萬鳥料理 雉祥の炙り焼 鳥重

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伝統の外はぎ方法で捌いた鮮度抜群の田舎どり若様を自家製ダレで焼き上げています。

蓋を開けると味付けされたごはんの上に炙り焼きしたいろんな部位の鶏肉のみというシンプルさ。

鶏の旨味を楽しめる美味しい駅弁でした。

調べてみると、山鳥卸の業界では有名なナカムラポートリーという昭和21年創業の老舗が本物の山鳥を味わってもらうために2011年にオープンしたようです。昼も夜も完全予約制。

今度、雉を食べに行ってみます。

続いて、私が一番大好きな駅弁をまだ紹介できてなかったので紹介しておきます。

はつだの和牛焼肉弁当

この弁当に勝る牛肉の弁当はないと思う京都人として誇れる弁当。

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炭火で焼いた牛肉は香ばしく、付け合わせの芝漬けとの相性も素晴らしい弁当。

3つ目は名古屋駅で購入した「こだわりのみそ唐揚げ弁当」

最初はそのままで。

私好みの唐揚げでそのままでも美味しいです。

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味噌いらんのとちゃう?と思いながら、かけて食べるとやっぱりいらんなぁと。

二個めの味噌をかけた唐揚げを食べると、あれ?結構いいかも。

味噌のおかげでご飯がすすむ、美味しい弁当でした。

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その他の麺類部門

その他の麺類部門は5軒。

まずは私が大好きな中華料理屋さんのジャスミン。

いつもは夜しか行ったことないのでランチは初めて。

四川麻辣汁なし担々麺。

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ジャスミンの麻辣汁なし担々麺、初めて食べたのですが、麻のバランスが素晴らしく、美味い!
夜のメニューにもあるのかな?
あれば必ず頼みたい。

続いて、豚肉部門でも登場した神奈川県横浜市の日の出町にある第一亭の「パタン」

パタンはニンニクの油和え麺みたいなもの。
一緒に出てくるスープに漬けてつけ麺みたいにしてもいいみたい。

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でもこれはスープに漬けずにそのままが美味い。

ニンニク好きにはたまらん美味さ。

3軒目は、

福岡市の薬院にある「つどい」の「汁ありのアレ」

どん兵衛のきつねうどんをオマージュして再現した一品。

全粒粉で製麺所に製麺してもらっていて当然、本物より完成度が高いです。

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他に、焼きそばのUFOやカップヌードルのカレーも再現している面白くて美味しいお店です。

記事はこちら「「汁ありのアレ」と「汁なしのアレ」と「訳ありのアレ」

4軒目は、大阪の福島にある「まき埜」の「すだちそば」

いろんなところですだちそばをいただいてますが、まき埜のクリアなつゆがすだちの香りを引き立てます。

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この日は暑かったので冷かけにしましたが、熱いすだちうどんも香りが立つのでおススメです。

最後の5軒めは、東京西麻布の「おそばの甲賀」の「鴨せりそば」

関東の濃いめのつゆに鴨肉とセリがとてもあうのです。

鴨肉にセリ巻いて食べるのもよし、つゆを飲んでその後にセリを食べるのもよし。

セリの爽やかさと苦みがよい仕事をしています。

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別皿で出てくる白ネギと山椒を途中から入れます。

まずは白ネギを入れて。その後は山椒を。

プレーンなつゆ、セリで苦みを、白ネギで香りを、山椒で爽やかさを。1杯で何種類も楽しめる素晴らしい一品です。

コーヒー部門

コーヒー部門は三軒。

まず一軒目は京都の伏見稲荷大社の稲荷山の裏側の薬力社にある薬力亭のコーヒー

薬力社は無病息災のご加護があり、この薬力の滝は稲荷山の一番奥にある行場。

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そして薬力社から湧く水はご神水と呼ばれて、この水で薬を飲むと薬効が増すと言われています。

薬力亭はその薬力社の前にある茶屋で、ここのコーヒーはそのご神水で淹れてくれている本格的なコーヒーなのです。

歩き疲れた時に飲むこの一杯のコーヒーはたまりません。もちろん一緒に出てくる水もご神水です。

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続いて、東京の銀座にある「コーヒーだけの店 ランブル」

中濃のブラック

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ランブルのコーヒーは店を出た後も香りが残り、しばらく楽しめます。

なぜだろう。

最後の三軒目は東京の下北沢にある「珈琲屋うず」

以前、恵比寿で営業していた喫茶トラム

そこのネルドリップのコーヒーが好きで時々、飲みに行っていたのですが、数ヶ月ぶりコーヒーを飲みに行くと閉店。

あれだけ人気だったのに。。

調べてみると下北沢に名前を変えて移転

ということでコーヒー、一杯飲むのに下北沢までやってきました。

その日の気分や好みに合わせてコーヒーを淹れてくれます。

一滴一滴入魂してネルドリップする姿を見てるといただくこちらも気持ちが入ります。

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凛としたコーヒーをいただける素敵なお店です。

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特別な空間部門

今年は特別な空間は2か所ありました。

と言っても2か所とも友人の小島さんが経営している津カントリークラブでの話。

まず、最初は個人的な話で。

去年の年末に今まで死んでも食べないと誓っていた納豆をとうとう、今年食べる決心をしました。

その時の経緯は去年のラーメン・オブ・ザ・イヤーのこの部分に書いています。

納豆を食べようと思ったきっかけ

という経緯で今年は納豆を食べることに。どうせ46年間納豆童貞を守ってきたのなら、捧げる相手はマリリン・モンローのような絶世の納豆にしたい。

納豆童貞をささげる相手は今年、日本一になった愛知県の高丸食品の納豆に決めたのです。

たまたま、三重県の津CCで泊りでラウンドの予定があり、その前に愛知県に立ち寄っていたので高丸食品の納豆を購入。

その納豆を津CCに持ち込んで小島さんと一緒にランチの時にいただくことにしました。

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食べた時の感想は想像していた味ではない。。コーヒー豆みたいな味がして、なんか思ってた味と違う。。

美味い。

その後、いろんな納豆を食べましたがこの納豆はさすが日本一になっただけありますね。本当に美味しい納豆でした。

そんな他人から見たらどうでもいい(笑)、本人にとっては人生の1ページに残る食事の空間を提供してくれた津CCのレストランでした。

そしてもう1つは、今年、津CCにオープンしたロッジのKATADA Lodge &Villaでの空間。

小島さんは海外でのゴルフでの経験からゴルフ場に素晴らしいロッジを作り、そのロッジに世界中からゴルファーを集めて、日本のゴルフの良さを感じてもらいたいという夢を持っていました。

海外には素晴らしいゴルフの宿泊施設があります。バンドンデューンズ、バーンボーグル、タライティなどなど。

そんな空間を作りたいと考えて、とうとうその夢を実現したのです。

こちらはロッジの中心に位置するラウンジ兼ダイニング棟。

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9月には世界中のゴルフツーリズムの業者さんを招待してプレーオープンのお披露目会を行い、そのコンペにも呼んでいただき、宿泊させていただきました。

そして翌月の10月の関係者を呼んで開くグランドオープンの日。この日も、関係者でもないのに招待していただき、メインのオーナーズルームに宿泊させていただけるというありがたいお誘い。

食事の前には世界で活躍されているチェリストの水谷川優子さんの野外演奏会を楽しみ、

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食事は、フード・オブ・ザ・イヤーでもう毎年登場していただいている陶芸家の福森雅武さんが中心になり、小島さんの友人の皆さんが手伝って用意。

私は飲んで食べる専門なので、皆さんの邪魔せずに飲みながら時々、福森さんの空になったグラスにとっておきのラフロイグを注ぐ役目(笑)

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この日も素敵な仲間と豪華な食材に素晴らしいお酒を楽しむことができました。

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メインのオーナーズルームは18番グリーンを眺めながらお風呂に入ることができます。

ゴルフ場を見ながら浸かる朝風呂は最高でした。

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朝ご飯は小島さんを中心に友人が用意。

食後、コース内を散歩して気持ちよかったです。

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世界中のゴルファーがこの場所に集まり、日本文化の良さを感じてくれる素晴らしい場所だと思います。

その場所を作られた小島さん。さすが。

最高の一杯部門

今年の最高の一杯部門は1杯ではなく12杯も(笑)

まず最初は京都のバー・サイレントサード。

かき氷・オブ・ザ・イヤーでフローズンカクテルでも登場したバーです。

そのサイレントサードで飲むブラッディシーザーが素晴らしいのです。

ブラッディシーザーは1969年にカルガリーで誕生。
カルガリー・インというホテルのイタリアンレストランのオープンのためにイタリアンにあうカクテルとして考案。
スパゲッティボンゴレロッソからアイデアを得てウォッカ、クラム、貝の汁、トマトジュース、ウスターソース、セロリソルトで作りました。

現在はハマグリエキスとトマトジュースを混ぜたクラマトを使用してるお店が多い中、こちらのバーではきちんと貝のエキスを別に用意してオリジナルに近い形で提供してくれます。

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トマトのさわやかさとハマグリの旨味、適度な塩味で今まで飲んだブラッディシーザーの中でダントツに美味しかったです。

2杯目は東京の代官山にあるアンティークで飲んだ「究極の大人のコーラ」

新旧のフェルネットブランカの飲み比べをしていて、オーナーバーテンダーの渡辺さんにこんな話をしました。

「フェルネットブランカをコーラで割ると大人のコーラになると言われてますよね。
今まで自宅でいろんな比率で割って飲んでみていたのですが、これだ!という比率が見つからないんですよね。」

すると渡辺さんが

「この年代物のフェルネットブランカを使って自分で適当に割って作ってみてください」

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究極の大人のコーラの答えがわかりました。

究極の大人のコーラは比率が重要ではなかった。

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古いフェルネットブランカの深みのある苦みでコーラを割ると究極の大人のコーラになります。

3杯目は京都の祇園のバー、喫酒 幾星。

ボルドーの謎のリキュール

オーナーバーテンダーの織田さんが自ら買い付けに行ったボルドー地方の南で作られているリキュール。

とにかく素性がわからないリキュールなのだとか。

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これが最高でした。とにかく複雑で繊細な味わい。

シナモンの風味が繊細で和のイメージもするリキュールでした。

実は幾星ではもう一杯、感動したカクテルがありました。それは自家製のフキノトウのリキュールを使ったカクテル。

フキノトウの苦みを上手に活用した素晴らしいカクテルでした。このカクテルはフキノトウの時期の春先の作り立てが一番おすすめですと織田さんがおっしゃっていたので、今年の最高の一杯で紹介せずに来年、春先に飲みに行って来年の最高の一杯で紹介してみたいと思っています。

4杯めは東京の南青山にあるバーカフカのさわやかなマティーニ

今まで飲んだことのない爽やかなマティーニでした。

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タンカレーのラングプールというジンを使用してるので爽やかになっているのだとか。

ラングプールとはライムのような柑橘系でそのフレーバーがきいているようです。

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そしてドライベルモットには、フェルディナンズ ザール ドライ リースリング ヴェルモットを使用。

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カフカの拘りあるカクテルは何を飲んでも美味しいです。

5杯めは熊本のバーベスパの創業者で伝説のバーテンダーと呼ばれている媚山さんに作っていただいたオリジナルカクテル。

去年の夏に熊本のベスパに創業者の伝説のバーテンダーの媚山さんに会いに行きました。

ベスパのゴルフコンペではお会いしたことがあるのですが、熊本の本店にはうかがったことがなかったのです。

その時は、あいにくいらっしゃらなかったのですが、お弟子さんに媚山さんのオリジナルカクテルを作っていただきました。

そのカクテルの名前を覚えなくて、また今年、熊本に行って次回こそは媚山さんに作ってもらおうと思ってました。

そんな熊本のベスパのブランチである、京都の祇園のベスパは私のいきつけ。

祇園のベスパに飲みに行ったらその日はたまたま、媚山さんがゲストバーテンダーに!!

当時の私のブログの写真を見せて「このカクテルの名前を知らないのですが、作っていただけますか?」

と夢が叶いました。

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火の国熊本をイメージした媚山さんのオリジナルカクテルのファイヤーランド

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そして3週間後に福岡のベスパで媚山さんと遭遇。ストーカーと思われてないだろうか。。(笑)

6杯めは今年の1月に私が大好きな浅草のバードラスで偶然、お客としてこられていた井谷さんと遭遇。

ドラスの中森さんと一緒に三人で話をしていると井谷さんは静岡でバーを経営されているのだとか。

そんなご縁があり、静岡のノンエイジに6月に行ってきました。

ノンエイジは、いろんなものをインフュージョンしたリキュールや、いろんなフレーバーを水に閉じ込めた蒸留水などを使ったカクテルが楽しめるバーで美味しいカクテルを数杯楽しんで最後の締めに

「締めは何か静岡らしいカクテルをお願いします」とオーダー。

スルガジンというお酒ではありませんが駿河で採れる材料を使ってジン風に蒸留した蒸留水と駿河のミカンの花の香りを閉じ込めた蒸留水を使用したサワーを作ってくれました。

あえて名前つけるなら何という名前ですか?と井谷さんに聞いたら「駿河サワー」でしょうかねと。

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駿河サワー、香りも素晴らしくほのかなミカンの花の苦みというか香りというか花粉のようなフレーバーで大人なサワーで美味しかったです。

7杯めは、ハワイのオアフ島にあるレザーエプロン。

ハワイには世界中から美味しい料理が集まってきていますが、唯一私が不満に思っていたのは美味しいカクテルが飲めるバーがないことでした。それがここ数年、ようやく丁寧に作られたカクテルが飲めるようになってきています。

このレザーエプロンは間違いなくハワイNo.1バー

そこでいただいた2015年の世界マイタイコンテストで優勝したこのマイタイは素晴らしいカクテルに仕上がっていました。

レーズンをインフュージョンしたエルドラドの8年のラム、エルドラドの12年のラム、ココナッツウォーターシロップ、スパイスドアーモンドシロップ、ライム、オヒアの蜂蜜、アブサン、キアヴェのアロマで作られたマイタイでした。

8杯めは東京の渋谷に今年オープンしたSG CLUBのベントンズオールドファッションド。

SG CLUBは世界で活躍する後閑さんが新たにオープンしたバー。

一階と地下に店舗が別れていて一階は昼から営業。

一階はGuzzle(ぐい飲み)するほうのお店。

地下のオーセンティックなSip(チビチビ飲む)なバーは6時から営業。

一階のGuzzleのメニューにニューヨークのスピークイージーのPDTで飲んだことのあるメニューがあったのでオーダー。

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こっちの方が美味い。オリジナルを超えました。

オリジナルは2016年のフード・オブ・ザ・イヤーの最高の一杯部門に選ばれていました。

2016年フード・オブ・ザ・イヤー Part2

ちなみに地下では1階より豪華なベントンズオールドファッションドが飲めます(ベーコンが神戸ビーフのビーフジャーキーに)が、私は1階のほうが好みです。

こちらは地下のベントンズオールドファッションド。

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9杯めは大阪の心斎橋に今年オープンしたBible Club Osaka。

ポートランドのスピークイージーが大阪に海外初出店。

日本でもスピークイージーは増えてきてますが、スピークイージーとは名ばかりで全然隠れてないバーがある中、このバーはまず入り口だけで合格。

グーグルマップで辿り着いても場所が分からず、目の前から電話して場所を聞いてしまいました(笑)

そこで締めで飲んだ、自家製のトニックを使ったジントニック。

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香りを楽しむ素晴らしいジントニックでした。

バーテンダーの吉田さんが作られるカクテルはどれも素晴らしい出来です。

10杯めは私がお酒にハマるきっかけになった東京の渋谷にある私の隠れ家的バー、ブートレッグで。

ブートレッグが今年で20周年。

その20周年を祝う常連だけの会に。20年物のバーボンやスコッチを好きなだけ楽しめる会でした。

そこで店名のブートレッグ(密造酒)にちなんで、密造酒的(合法ですよ)にグリーンレモンをインフュージョンしたリキュールをトニックで割ったカクテル。

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グリーンレモンの酸味と苦みがアルコールに溶け出していて素晴らしいレモンサワーになっていました。

このバーに初めて来たのは16年前、ちょうど30歳の頃。

それまではビールオンリーだった私がスコッチを飲むようになり、その後、ラム、ジン、リキュールなどなど酒の奥深さを教えてくれた大好きなバー。

このバーで、いろんな人といろんな酒を飲んできました。
30周年、40周年と続いてください。
おめでとうございます。

11杯めは、東京の新宿にあるオープンブックというレモンサワー専門店。

今年、レモンをテーマにした京都の居酒屋で飲んだレモンサワーが全然美味しくなかったので本当に美味しいレモンサワーを探そうということでレモンサワーを飲みまくりました。

レモンの皮の油分の苦みやオイリーさを感じることができるマイベスト・レモンサワーがこちらのお店で飲めます。

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最後の12杯めは東京の新宿にあるベンフィディックで飲んだアイラウイスキーと昆布ウォッカのカクテル

4席ほど離れたカウンターのお客さんがお任せでカクテルを頼まれていたときに出てきたカクテルでした。

オーナーバーテンダーの鹿山さんがお客さんにアイラ島が目の前に見えるカクテルですと紹介されていると私も飲みたくなり、締めの一杯に。

先ほどのお客さんにはアードベッグを使用されていましたが、私はアイラと言えばラフロイグなのでラフロイグでオーダー。

ラフロイグに昆布をインフュージョンしたウォッカにカカオリキュール。そして隠し味に最近発売された旨味ビターズを使用しているのだとか。

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ピートと昆布が合わないわけがありません。

アイラ島の潮の香りが感じられる素晴らしい一杯に仕上がっていました。

2019年も美味しい出会いがたくさんありますように。


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