2015年から始めた今年一番美味しかったものをまとめる企画
まずは2018年ラーメン・オブ・ザ・イヤー
その前に過去のリンクを
「2015年ラーメン・オブ・ザ・イヤー」「2016年ラーメン・オブ・ザ・イヤー」
今年は3杯
最初の1杯めは今年の1月に食べた東京の神楽坂の中華そば 田中屋
豚のげんこつをベースに煮干しのダシを加えて驚くほど透明なスープに仕上げています。
これにおろし生姜を投入。素晴らしいスープのラーメンでした。
実はこのお店、8月末で閉店しています。豚骨ラーメンの田中商店系列のお店でこのお店だけ異色のスープのお店でした。
この店のクリアなスープのラーメンが食べられなくなると多くのファンに惜しまれつつ閉店。
その後、田中商店系列のお店でこのスープの復活は今のところないようです。
この店舗の二階には田中商店が経営していた神楽坂やま本という割烹料理屋さんがあり、こちらも同時に閉店したようです。やま本は四川飯店グループや東京會舘でシェフをされていた山本明裕さんが料理長で、やま本でもこのラーメンを食べることができていたらしいです。山本さんは66歳。高齢で引退を考えられたのかもしれません。もしかしたら、その山本さんの秘伝のスープだったのかも。
何とか、このスープを復活させてほしいですね。それぐらいクリアで旨味あふれるスープでした。
続いて2杯目は、大阪の焼き鳥の名店「鳥匠 いし井」の締めのチキンラーメン。
もちろん、焼き鳥も美味しかったのですが、この締めのチキンラーメンは「世界一のチキンラーメン」だと思いました。
今年のフード・オブ・イヤーの「その他の麺料理部門」にランクイン予定の福岡の「つどい」のどん兵衛をリスペクトした「汁ありのアレ」と焼きそばUFOをリスペクトした「汁なしのアレ」と並ぶ、インスタント麺リスペクト系の御三家に入ると思います。
そして3杯目は、創業50年の福岡の八ちゃんラーメン。
今まで数多く豚骨ラーメンを食べてきて替え玉したいと思ったことはありませんでしたが、このスープは初めて替え玉したくなる「これぞ豚骨!!!」という豚骨ラーメンでした。
それも、はっきりと美味い!というわけでもない。けど、替玉したくなるスープでした。
オイリーだけど、気にならないオイリーさ。
豚骨が主張しているけど、豚骨臭さが気にならない極限ぎりぎりの主張度合いなど、癖になるスープ。
つまり、美味しいんだと思います。(※人により好き嫌いがあるスープかな)
以上が2018年のラーメン・オブ・ザ・イヤーの3杯でした。
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