英国風の山型、角型食パンを日本で初めて製造販売したのは、 1862年(文久2年)にロバート・クラークが創業したヨコハマベーカリー。それを引き継ぐパン屋の「ウチキパン」は、神奈川県横浜市の元町にあります。
あくまでも英国風の食パンの発祥でパン自体の日本初は別のお店です。
当時、ヨコハマベーカリーに1878年(明治11年)に見習いとして入ったのが打木彦太郎。クラークの右腕にまで成長した打木は1888年(明治21年)に暖簾を譲り分けてもらい現在の場所に移転。そして1899年(明治32年)に屋号を「ヨコハマベーカリー宇千喜商店」に変更しました。3代目の1963年に現在の「ウチキパン」に変更して現在にいたります。
クラークはイギリス人だったのでイギリス人向けの食パンを製造し、人気を得ました。ホップ種から作ったイングランドは創業以来130年以上、生産されています。
食パンのイングランドと総菜パンを数個買って帰ります。
こちらがイングランド
Established 1888とロゴにも印刷されています。
神田の老舗の喫茶店のエースの「のりトースト」を再現して食べてみました。
冒頭で「 あくまでも英国風の食パンの発祥でパン自体の日本初は別のお店です。」と説明しました。では、日本初のパン屋はどこか?それは次の記事にて紹介します。
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