日本のしゃぶしゃぶは北京の涮羊肉(シュワンヤンロウ)がルーツ。
涮羊肉は先週、北京でいただいたところだ。
鳥取生まれの民芸運動の指導者の吉田璋也が軍医として中国に赴任していたときに食べた涮羊肉を終戦後、日本に帰国し、昭和22年に京都の十二段家に伝えた。
当時、日本では入手が難しかった羊肉を牛肉にして現在の形にした。
そのしゃぶしゃぶの元祖、牛肉のすすぎ鍋が、吉田璋也が昭和37年に立ち上げたこちらのお店「たくみ割烹店」でいただける。
こちらがレジの前の壁に飾られていた吉田璋也の写真。
確かに、鍋は涮羊肉の鍋に似てる。
タレはゴマダレ。ルーツの涮羊肉も練りごまを加工した芝麻醤がベースなので似てる。
お腹いっぱいですが、北京では3人前くらいを食べることができた。
これは1人前なので余裕。鳥取牛のロース。
牛肉をすすぐようにして食べるのですすぎ鍋。
ちなみに、しゃぶしゃぶという言葉を初めて使用したのは大阪のスエヒロ。
締めは、うどんか中華麺が選べますと。
涮羊肉がルーツなので、もちろん中華麺の一択。
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