ゴルフマガジン社「Top 100 Courses in the World」（1993年）

ゴルフマガジンの1993年のゴルフコースランキングについてまとめてみます。 1979年にランキングを発表してから8度目のランキングになります。

前回ランクの列は前回の1991年のランキングからどのぐらい上下したかをまとめています。
(—)は、移動なし　(↑1)は、1ランクアップ　(↓4)は、4ランクダウン
(↑***)は、初ランクイン　(↑1985/47)は、1985年のTOP100の47位から再ランクイン で表しています。

GOLF Magazine’s Top 100 Courses in the World 1993

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1993年のランキングの考察

100コースのうち、私がラウンドしたコースは37コース。（マスターズ観戦のオーガスタも含む）

新しくランクインしたコースは4コース。前回ランクが (↑***)になっている コースです。 再ランクインしたコースは1987年から1コース。1939年に世界で初めてナショナルゴルフレビューでランキングが発表されましたが、そこからパサティエンポがランクインしました。（ゴルフマガジンでは初） 　全部で合計6コースがランクインしました。

ランクインのコースの中には、現在のTOP100の常連コースであるバルデラマとウイングドフット・イーストコースがランクインしました。

新設コースでは1987年開場のウェイドハンプトンがランクインしてきました。

10ランク以上アップダウンしたコース数も前回の31コースから18コースと減少し、動きが少ない回になりました。

国別のコース数

アメリカ61コース（+2）、イングランド9コース、スコットランド6コース、オーストラリア6コース（-1）、日本3コース、カナダ2コース（-1）、アイルランド3コース、北アイルランド2コース、スペイン3コース（+1）、以下1コース、 南アフリカ、ドミニカ共和国、モロッコ、フランス、ニュージーランド

（国の後のプラスマイナスの数値は前回からの増減数）

コロンビアが1コース減り、0コースに。引き続き、アメリカのコース偏重の傾向があります。

設計家別のコース数

10コース　アリスター・マッケンジー
7コース　ドナルド・ロス、A.W.ティリングハースト、トム・ファジオ
6コース　ハリー・コルト、R.T.ジョーンズSR、ピート・ダイ
5コース　トム・モリス
4コース　ペリー・マックスウェル、セス・レイナー、ウィリアム・フリン
3コース　ジャック・ニクラス、C.H.アリソン、C.B.マクドナルド、ジョージ・ファジオ
2コース　G.C.トーマス、ウィリー・パークJr.、ウィリー・ファーニー 、ハリー・バードン 、トム・シンプソン、トム・ワイスコフ、ジェイ・モリッシュ

マッケンジーがパサティエンポの100位ランクインで10コースになりました。全体の1割を一人の設計家が占めているのはすごいことです。

トム・ファジオが1コース増えて7コースになり、ファジオの絶頂期が続きます。

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新たにランクインして 現在はランク外のコース達

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10ランク以上ランクアップしたコース

以下の8コースが10ランク以上ランクアップしました。川奈・富士コースが45ランクアップと大幅に順位を上げました。

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10ランク以上ランクダウンしたコース

以下の10コースが10ランク以上ランクダウンしました。

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圏外に落ちたコース

以下の6コースが前回の1991年のTOP100から圏外に落ちました。ランクは前回の順位です。 キアワアイランドは2003年から現在まで再びTOP100入りします。コングレッショナルは1997年から2007年まで再びTOP100入りします。