日本初のショッピングセンターはプラザハウスショッピングセンター
1954年7月4日(アメリカ独立記念日)に、当時アメリカ統治下だったコザ市(現・沖縄市)で誕生した。

開店した時はアメリカに統治されてる時期なので厳密には日本初と言えないかもしれない。ちなみに1964年に大阪の豊中市にダイエーが立ち上げた庄内ショッパーズプラザが日本企業が立ち上げた日本初のショッピングセンター。
雰囲気がアメリカのショッピングセンター。

海外に来た気分になれる。


ライカム アンソロポロジー(2025.11.23追記)
コザに宿泊した時にゲート通り沿いにある沖縄市戦後文化資料展示館ヒストリートに行き、戦後の沖縄について学んだ。
その夜に老舗のAサインバー、プリンスでヒストリートの話をしていると「歴史に興味があるなら、プラザハウスにも小さいけど昔の写真が展示されているところがありますよ」と店員に教えていただけたので、その翌日に訪れれてみた。
プラザハウスの3Fのシアターの横にライカム アンソロポロジーという展示ルームがあった。
米軍統治下だった1945〜1972年頃の沖縄やライカム周辺の様子を写したモノクロ写真が展示されているギャラリーだった。


復帰前のコザやライカムの写真の多くは、かつて近くにあった「キーストン写真館」などが撮りためたもので、米兵と地元の人が行き交う街並み、外人住宅やアメリカ車が走る道路、当時の看板やファッションなど、復帰前のコザ〜ライカムの空気をそのまま切り取ったようなカットばかり。

ライカム アンソロポロジーのライカムの説明が入り口ドア横のガラスに書かれていた。
RyCom(ライカム)
かつての琉球米軍司令部(Ryukyu Command headquarters)の通称。復帰後は旧泡瀬ゴルフ場からプラザハウス一帯ライカム交差点等エリアの名称として浸透。コザとともに琉米文化(1945~1972年沖縄がアメリカ統治下だった時代)を生んだ場所。
ここに記載されている旧泡瀬ゴルフ場は、井上誠一が設計したかつて存在していたアワセメドウズのことである。





コメント