今夜は大阪ミナミで一泊。
日付も変わる前なのでサクッと食べてバーで締める事に。
この時間で営業しているラーメン屋で思いつくのは神座と金龍。
私は大学時代の4年間、大阪のミナミでアルバイトをしていたのでミナミは思い出深い街。
当時、飲みに行った深夜の締めは神座か金龍だった。
神座は代官山に住んでいた時に、何度か渋谷店で食べたし、最近では伊丹空港の中にできたお店でも食べていたが、金龍は大学を卒業してからはミナミに通わなくなり、30年ぐらい食べてない事に気づいた。
急に懐かしくなり金龍に足が向いた。
30年の時間は、以前は券売機だったのかどうかも思い出せない。
久しぶりに飲んだ豚骨スープの味もこんな味だったかも思い出せない。
当時も、あっさりでやや物足りないスープだったのは何となく思い出した。
これは当時の社長がアフター向けに飲み屋のお姉さんが食べやすいようにと考えての味付けだった。
お姉さんに釣られてオッサンがホイホイとついてくる戦略だった。
このラーメンに辛ニラ、キムチ、ニンニクを好きなだけトッピングして食べていたのは覚えている、
物足りなさは戦略。
物足りない人は自分でカスタマイズして自分好みにする楽しさがあった。
30年前はもっと辛ニラをてんこ盛りにしていたが、この30年で、「ほどほど」という事を覚えた。
思い出というスパイスが最高の一杯に仕上げてくれた。
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