海口→深圳→上海→羽田経由で那覇に戻ってきた。
久しぶりの中国はやはり刺激的だった。中国に限らずアジア各国でキャッシュレス化が進んでいるのは経験済で知っていたが、今回の旅では現金を使う場面が一度もなかった。
現金で払おうとしても、釣り銭がない/準備に時間がかかる店が多い。結局、会計はすべてWeChat Payで済ませ、最後の上海でバーに寄って手元の現金を消費してから帰国した。
そのバーでも「釣り銭を取りに行くので少しお待ちください」と言われ、時間が惜しくて「お釣りはいりません」と店を出た。
那覇空港からのタクシーで気がついたのだが、日本でもAlipayやWeChat Payが使えるところが増えている。これまでも目には入っていたのだろう。ただ、自分が実際に使うようになって初めて“見える”ようになったのだと思う。

海外の決済で自国のキャッシュレス決済が使える中国のインフラはやはり凄い。
21世紀に入って以来、日本だけが世界から少しずつ取り残されている――海外に出るたび、その現実を痛感する。

 


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