上海浦東国際空港に到着。時刻は16時過ぎ。帰国便は深夜1時発なので荷物を預け、久しぶりに上海の街へ出ることにした。
開業直後に乗って以来、21年ぶりのリニアである。
コロナ以降は減速して営業してるらしい


21年前の2004年に開業してすぐに乗車したことがある。この時は最高速度が時速431kmが出ていた。
その時の写真が残っていたので掲載しておく。
この時、最高速でカーブを曲がるときの浮遊感が近未来的な感覚を感じて、子ども心のようにワクワクしていたのを今でも覚えている。
21年前はガラケーでこの画質だったのを見ると技術の進歩を感じる。


今回は時速301㎞が出ていた。十分に早いけど、当時感じたカーブでの浮遊感は薄い。
開発したドイツのシーメンスもメンテナンスから手を引いているという話も定かではないが聞いた。
開業時は杭州まで延伸する計画があったが、その計画も中止になったのかもしれない。


当時は空港からタクシーで市内へ向かうと、高速道路を法定速度をはるかに超えて走る運転に恐怖を覚えた。
あの頃は選択肢がタクシーかリニアモーターカーしかなかったが、その後、地下鉄が空港まで延伸し、移動手段は増えた。
時代の流れもあり、あのような無茶な運転をするタクシードライバーも今は減ったのだろう。
そんなことを思い出しながら、リニアモーターカーの存在意義も薄れつつあるのではないか、と考えた。



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