上海で「海南」と名付けられたカクテルでこの旅を振り返る

[EPIC]
02.グルメ・食べ歩き
02.グルメ・食べ歩き

Speak Lowを後にしてもう一軒バーをハシゴした。

向かったのはEPIC

Asia’s 50 Best Bars 2024で54位にランクインしている。現時点で上海No.1と言われているバーである。

右端のカウンターが空いていたのでそこに腰を下ろす。

メニューを開き、The Taste of Hometownというカテゴリに海南島のカクテルないかなと眺めていると「琼」の字を発見。

琼菜が海南料理を意味することを思い出し、英語のページを見るとHainanの表記。ビンゴ!

バカルディホワイトラム・バカルディダークラム・ココナッツ・コッキアメリカーノ・カラマンシーに海南島でも食べた特産の海南黄灯唐辛子を使用。

ココナッツを使っているのにカラマンシーがよい輪郭を与えてすっきりと仕上がっていた。

バックバーが充実しているバーでは2杯目は、見慣れないボトルを選ぶのが私の定番。

カウンターの右端の席が空いていてラッキーだった。

目の前のバックバーを見ていて先ほど飲みに行ったSpeak Lowの後閑さんが監修した焼酎のSG Shochuと黒糖リキュールのKokuto De Lequioが目に入った。これらは、もちろん飲んだことがあるが、その左に見たことないTabb 堂白というボトルが並んでいる。

バーテンダーに聞くと、ちょっと変わった白酒(バイジュウ)だという。少しテイスティングさせてくれた。

Tabb堂白というブランドでラベルにAbnormal Baijiu Brandと書いていて面白い。

左が中国の四川の特別な壺で寝かせた白酒で右が海南島のスープにも使われていた広東人参を白酒につけたリキュール。どちらも丁寧な造りが伝わる。

旅先のバーでは、その国のお酒で作るカクテルを飲むのが一番、嬉しい。

左の白いラベルの白酒を使った一杯をお願いすると、Inner Mongolia(内蒙古)というカクテルに使っているとのことだったので、それをオーダー。

ウイスキー・Tabb堂白(白酒)・チナール(アマーロ)・サジー・蜂蜜・ヨーグルト・煎米塩紅茶のフォームを使用。

酸味のある塩キャラメルのような味わいで内モンゴルに行ったことはない私でも、その土地の空気を想像させてくれる一杯だった。

締めの一杯はPunch Cocoというカクテルにした。

テキーラ・メスカル・コアントロー・ココナッツ・コーヒー・カカオを使用。

ココナッツの島、海南島への旅の締めとしてふさわしいと思って選んだ。

コーヒーのロースト感にココナッツの南国感にアガベの香りが重なり、選んで正解の一杯。

フライトの時間までもう少し。小腹が空いてきたので軽く食事できる店に移動することにした。

     

I’m a golf-a-holic man. ゴルフバカです。

ゴルフのためなら世界中どこでも行きます。食事とお酒も大好きな食いしん坊ゴルファー。

2021年6月現在、日本国内約600コース、海外は約300コースをラウンドしているコースマニア。現在、世界中をゴルフ旅しています。ゴルフの腕前は平均スコア90前後のアベレージゴルファー。典型的なエンジョイゴルファーです。

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